男心芽生えました。【実渕玲央】

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実渕side




はぁ、最近あの子から絡まれ始めてからすんごい疲れるわ




それに、新しい主将が出てきた更に部活のメニューもきつくなって…でもイケメンだから許せるけどね！




それにしても、いつまで続くのかしら？彼女。




「レオ姉最近疲れてるけど、もしかして噂の1年となんかあったかー？」





あら、珍しく鋭いわね、小太郎。




最近猛アタックがすごいのよ。彼女。




「俺が何とかしてやろーか？」




小太郎にまで迷惑かけるし





「それは、いいわよ」





それに、別に彼女の事嫌いじゃないのよ。、





何て言うか、分からないけど。





その時






「みっちゃーーーん！！！」






うわ、噂をしたら本人きた！




「本当に見つけたら走ってくるんだな！俺あの子始めてみるかも！」






そして、彼女はまた突進してきた





「ぐはっ！…ちょ、本当もう少し優しくしてくれないかしら」





「あれー？前まで嫌々いってなのにー！にししっ」





彼女は嬉しそうに言った。本当どこがいいのかしら？私オネエよ？




「勘違いしないでよね。嫌々いっても、貴方してくるじゃない」





「バレましたか！」





バレバレよ。





てか、小太郎いつまで固まってんのよ






「小太郎？大丈夫？」






「 あ…お、おぅ。あ！俺葉山小太郎！」





「私1年の横山Aです！よろしくお願いします！これからコタさんって呼んでも大丈夫ですか？」






「おうおう！全然いいよー」







この子、初対面との人とかに会うと礼儀とかちゃんとしてるわよね



それに、ニックネーム付けるのも上手いし。





いや、でも私は気に入ってないわよ？





「それで、私に何か用でもあるの？」





彼女はあ！っと思いついたような顔をした






「あの！今日バスケ見にいっても大丈夫ですか？！」





この子と放課後もいるなんて、たまったもんじゃないわ。余計に疲れる。





「ダメよ」





私の冷たいセリフにこれで懲りたかしら






その時






「レオ姉ケチだねー！いつも他の女子とか見にくんじゃん！まぁ、赤司目当てだけどよ」





こいつまた余計なことを…！後で潰してやる





「え！いいんですか！やった！」



なんやかんやで、彼女か放課後バスケを見にくることになった

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