え……夢主って私じゃないの……？【3】

93話 ページ12

4級呪霊討伐_____任務


A「わぁお……こりゃまた都合の良い術式のようで……」


一ノ瀬A


この度男になりました


.


.


.


また、ご都合術式？

しかも、男体化……


完全に油断してたわ……
だって4級だし


A「にしても……この格好は社会的にアウトなのでは？」


そう、今の私だと完全に女子スカートを履いた変態紳士みたいな感じだ
そして、男体化して身長もガタイも良くなったのか服はピチピチだった


誰かいてくれよ……


今日は運が悪いことに、
4級呪霊の討伐任務だったから単独任務で誰もそばにいない

幸い、今いる所は人一人いない路地裏だからまだ助かったけど……

路地裏の先はたくさんの車や人がいる大道路


あ、死んだわ

警察GOだわ


.


あれから私は人目を避けるため、物凄い速さで
高専まで走った

途中、色んな人からヒソヒソ噂されてたけど！！


A「精神的苦労半端ない……」


とりま、皆の所へ行くか……


こうして教室へ向かった


.


教室のドアを勢いよく開ける


ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ


野薔薇「あ、A おかえ……り……？」


教室には野薔薇しかいなかった


A「野薔薇、なんか相手の術式かけられて……それで……」


野薔薇「……い」


A「い？」


野薔薇「イッケメン！」


え？


野薔薇「Aに若干似てるけど、もしかしてAの兄弟さん？」


野薔薇「とりあえず、名前と連絡先教えて欲しいけど……いい？」


野薔薇……めっちゃ乙女になってる

とりま、誤解とかなきゃ……


A「いや、野薔薇……あのさ_____」

94話→←92話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す