え……夢主って私じゃないの……？ (ページ9)

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8話ページ9

伏黒「いますね、呪い」

目の前の建物からｽﾞｽﾞｽﾞｯと音が鳴るような禍々しい気配を感じる

虎杖／野薔薇／奏「「「嘘つきー！！」」」

虎杖「六本木ですらねー！」

野薔薇「地方民を遊びやがって！！」

奏「まぁまぁ、落ち着け野薔薇ちゃん」

ご立腹の野薔薇ちゃんをなだめる成海さん

虎杖は既に切り替えて五条先生に質問する

メリハリがしっかりしてるなぁ
さすが我が推し

虎杖「やっぱ墓とかって出やすいの？」

奏「よくテレビの心霊特集とかでも墓とか廃墟関係多いよね」

五条「でかい霊園があってさ、廃ビルとのダブルパンチで呪いが発生したってわけ」

伏黒「墓地そのものじゃなくて」

伏黒「墓地=怖いって言う人間の心が問題なんだよ」

虎杖「あー学校とかも似た理由だったな」

奏「なるほどねー……」

ま、当たり前のことだけど

成海さん、あんな反応してたし
もしかしてあんまり呪術に詳しくない？

野薔薇「ちょっと待って、アンタらそんなことも知らないの？」

虎杖「実は……」

.

野薔薇「飲み込んだぁ？！特級呪物をぉ？」

野薔薇「きっしょ！ありえない！衛星概念キモすぎ！」

無理と言いながら虎杖から離れていく野薔薇ちゃん

虎杖「んだと？」

ちょっとキレてる虎杖も可愛ええ←

伏黒「これは同感」

まぁ、虎杖の件はいいとして
成海さんはなんであんな当たり前のことを知らないんだろ？

A「成海さんはなんで？」

そう訪ねると、成海さんは明らかに動揺する

A「？」

五条「奏はね、実を言うと……別の世界から来たらしいんだよね」

てことは、この子もトリップ者？！

奏「これって言っていいことなんです……？」

五条「うーん……ま、いいでしょ」

奏「えぇ？！」

野薔薇「……まぁ、奏がどんな事情だって私は気にしないけど」

A「………私も」

嘘です
めっちゃ気になります←

奏「ありがとう！2人とも！」ﾆｺｯ

この子は笑顔が素敵だな

でもなんで私みたいなイレギュラーの存在がもういるのに
この子まで？

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