え……夢主って私じゃないの……？

43話 ページ47

後日


野薔薇「アンタ、いつの間にあのゴリラと仲良くなったのよ」


虎杖「いや、仲良くなったっつーか……」


虎杖「記憶はあんだけど、あん時は俺が俺じゃなったというか……」


野薔薇「何アンタ、酔ってたの？」


虎杖「釘崎は俺があの状況で酒を飲みかねないと思ってるの？ショックなんだけど……」


奏「というか、まだ未成年だしお酒飲めなくない？」


A「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ


伏黒「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ


あの後(意識が飛んだ後)、私はパンダ先輩に担がれて
すぐに家入さんの治療を受けたらしく
怪我はまだ完全には治ってないが
命には別状はないと言われた

そして、今は1年皆でピザを食べています


虎杖「でもまぁ、伏黒の怪我が大したことなくて良かったな ピザも食えてるしなっ！」


伏黒「いや、もっと消化のいいもん持ってきてくれ」


普通はお粥とかそんなのがいいけど


伏黒「あの時、呪力カラカラだったのが逆に良かったみたいだ」


伏黒「根を取り除いた時点で家入さんの治せる程度だった」


虎杖「へー、そういうこともあんのか」


奏「虎杖くん……ソイツと戦ったんじゃないの？」


伏黒「つーか、俺よりも一ノ瀬の方が重症だったろ」


A「………………私？」


まぁ、確かに重症っちゃ重症だけど……


奏「怪我は大丈夫なの？」


虎杖「痛まねぇーのか？」


野薔薇「無理は禁物よ」


皆、謎にめっちゃ心配してくれてる……
ありがたい話じゃ

やっぱ持つべきものは友達だな！


A「まぁ、大丈夫 家入さんの治療のおかげでなんとか」


奏「良かったぁ……もう、無理しちゃダメだからね！」


と、お叱りを受けました


伏黒「……」


伏黒「虎杖」

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