え……夢主って私じゃないの……？ (ページ30)

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27話ページ30

伏黒「なんだよこれ、大喜利かよ」

野薔薇「あれ、夏服か？ムカつくけどいいなぁ」

伏黒「……」

横目で野薔薇と私を見る伏黒

そして何か考えてから言葉に出す

伏黒「……別に好みとかありませんよ」

伏黒「その人に揺るがない人間性があれば、それ以上は何も求めません」

真依「んふっ♡」

A「なんか人間の鏡みたいな答えだな」

野薔薇「悪くない答えね、巨乳好きとか抜かしてたら私が殺してたところだわ」

伏黒「うるせぇ」

東堂「……やっぱりだ」

涙を流し始める東堂

東堂「退屈だよ、伏黒」

そんな理由だけで泣く東堂先輩ってやばいな
感情が豊か？なのか？

伏黒「……！」

その途端、突如攻撃を仕掛ける東堂先輩

伏黒「ぐっ……！」

それを防ぐが、遠くへと飛ばされる

野薔薇「伏黒！」

A「……！」

野薔薇が伏黒の所へ向かおうとするのを邪魔するように、野薔薇に抱きつく真依さん

真依「あーあ……伏黒くん、かわいそ」

野薔薇「……」

真依「2級術師として入学した天才も、1級の東堂先輩相手じゃただの1年生だもの」

真依「後で慰めてあげよーっと」

野薔薇「似てるって思ったけど、全然違うわ」

野薔薇「真希さんの方が100倍美人」

いや、どっちも美人だけど

野薔薇「寝不足か？毛穴開いてんぞ？」

挑発するように言う

あー……野薔薇が男だったら惚れる自信しかない
かっこいい……

真依「口の利き方……」

真依さんが野薔薇の横腹に銃を突きつける

真依「教えてあげる」