17話 ページ20
私も、出来ればあの御家族の元へ息子さんの最後の顔を見せてあげたい
けれど、私も虎杖の考えに反対した
何故なら、もしかしたら虎杖以外に誰か他に死んでしまう可能性があるかもしれないから_____
私と奏という、原作にはいないイレギュラーな存在
もしここが夢小説の世界だとして、奏は夢主だからいいということにはなるけれど
私は……
もしかすると私という存在のせいで原作までもが確変する可能性だって有り得る
イレギュラーな存在のおかげで、本来は死ぬはずだったキャラクターが助かる場合は夢小説でよくあった
だが、逆の出来事だって考えられるはずだ
逆に誰か死んでしまうという最悪な場合_____
だからできるだけ、私は原作へ忠実に向かわなければならない
虎杖は生き返れるけれど、伏黒や野薔薇、奏に私は生き返れる算段がない
虎杖「振り返れば、来た道がなくなってる」
虎杖「後で戻る余裕はないねぇだろ」
伏黒「“後にしろ”じゃねぇ “置いてけ”っつったんだ」
伏黒「ただでさえ助ける気のない人間を死体になってまで救う気はない」
その言葉に、虎杖は伏黒の襟を掴む
虎杖「どういう意味だ」
伏黒「ここは少年院だぞ」
伏黒「呪術師には現場のあらゆる情報が事前に開示される」
伏黒「岡崎正は無免許運転で下校中の女児をはねてる、2度目の無免許運転でだ」
虎杖「!」
伏黒「オマエは大勢の人間を助け、正しい死に導くことに拘ってるな」
伏黒「だが、自分が助けた人間が将来、人を殺したらどうする」
虎杖「じゃあ、なんで」
虎杖「俺は助けたんだよ!!」
それでもなお、冷たい目で虎杖を見る伏黒
その2人の行動に痺れを切らしたのか、
野薔薇「いい加減にしろ!!」
奏「2人とも、喧嘩しないで!」
と、野薔薇と奏が止めに来る
奏「こんなことしてる場合しないよ、早くしなきゃまた新たな被害者が出るかもしれない」
野薔薇「そうよ、時と場合をわきま_____」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
呪具の名前を考えてくれた人が5人もいて……
しかも皆さん、ネーミングセンスありすぎ……
全部いい名前で、まだ決めれてないので少し考えさせて下さい
680人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葵(プロフ) - らびにん………………………………………………………………………。。。。 (2021年5月31日 22時) (レス) id: 4534ab9975 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぷす(プロフ) - 綾さん» あいむはっぴー………………………… (2021年4月13日 19時) (レス) id: c0497d6ba4 (このIDを非表示/違反報告)
綾(プロフ) - らぶ........................... (2021年4月13日 12時) (レス) id: c125add646 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぷす(プロフ) - chakiさん» でも、確かにそうですね……変えます!ご指摘ありがとうございました! (2021年4月9日 19時) (レス) id: c0497d6ba4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぷす(プロフ) - chakiさん» あの、続きのお話を見てくれたら分かります…… (2021年4月9日 19時) (レス) id: c0497d6ba4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちゃっぷす | 作成日時:2021年3月23日 19時