ハイスペックお兄ちゃん（改）【名探偵コナン】

劇場版【天空の難破船】 ページ47

次郎吉さんの携帯に電話がかかってきた。
どうやら赤猫からみたいだ。
…なんか赤猫って可愛いね。もう改名していいんじゃない？
話の内容は喫煙室に殺人バクテリアをバラ撒いたという。
…なんで一々報告するんだよ。
その後喫煙室に入った二人に発疹がでた。
おい、顔にまで出てるお前が犯人だろ。
とりあえず僕は、これから起こるであろう出来事に対し、志保の近くにいることにした。

＊＊＊＊＊＊＊

…ハイジャックされた。
その言葉に尽きる。
コナン君が子供達を捜しに行った後、赤猫が来た。
まあ、概ね予想通りだけど。
「全員、携帯電話を出してもらおう！」
そう言う赤猫さん。
…ダメだ、赤猫さんって人相じゃない。
とりあえず赤猫(笑)さんと呼ぶことにしよう。
「私、持ってない…」
僕の後ろに隠れて言う志保。
コナン君より子供のフリが上手い。
「私も携帯は持っていません」
そう言うと服を調べられたが、本当に持っていない。
だって空の旅に携帯は使わないだろ？
「飛行船がハイジャックされたわ！」
僕の後ろに隠れてコナン君と連絡を取る志保。
大丈夫かな？
「要求を聞こう…金か？それとも、服役中の仲間の解放か？」
中森警部が聞く。
犯人は次郎吉さんに恨みがあるようだ。
警察に連絡しろと言う赤猫(笑)さん。
「それと…これは例の殺人バクテリアだ…」
そう言って漆の液を取り出す。
……大丈夫？赤猫(笑)さん。それ殺人バクテリアじゃないよ？
そう思ったが触れないでおこう。
さて、どうしようか。
今すぐやってもいいが、子供達が心配だしなぁ…
次郎吉さんが赤猫(笑)さんに連れられ、スカイデッキの方に行った。
「水川さん、まさか…！」
そう言う犯人2。
その言葉により、水川さんの発疹がバレ、喫煙室に連れて行かれてた。
ちなみに快斗君は影から様子を見ている。
その後犯人3が子供達がいないと言い、志保がコナン君に連絡を取っていることがバレた。
「シャレた事をするじゃない…」
そう言って偽ウェイトレスは志保を叩く…否、叩こうとする。
「子供に手を出そうとするとは…些か趣味が悪い」
僕は偽ウェイトレスの手を止めそう言った。
「チッ…今度妙な真似をしたら、殺すわよ！？」
そう吐き捨てる偽ウェイトレス。

さあ、どうしてやろうか…
志保に手を出した罪は重い…

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黒田兵衛

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