FILE.4 ブラック企業 ページ11
僕は今、ライ、バーボン、スコッチと向かいあっている。
「お前たちにも一応言っておくが……俺には行動制限はない」
すると目を見開く三人。まあ、当然の反応か。
「へぇ〜、理由を聞いても?」
そう言うのは、童顔のバーボン。本名は降谷零。名前が同じだね。
「俺は勧誘されてたんだよ。だから自由を条件に入った」
組織としてはいてくれるだけでいい、ってことだろう。
みんなの驚いた顔を無視して話をする。
「ってことだ。俺は基本いないからあまりあてにすんなよ」
「はは…わかりました」
流石は好青年、スコッチ君。唯君は、きっと優しさで出来ていた。
「とりあえずここに書いてあることをやって貰おうか」
そう言って、大量の紙の束を見せる。
「これさえ覚えれば、ジンやベルモットを越えられる」
その言葉に凄く反応する三人。
だが甘い。僕の訓練内容がそう簡単なわけないじゃないかぁ(ゲス顔)。
……最近アンジェロの時は、キャラが崩壊してる気がする。
「俺はもう行くからな、あとはジンにでも聞け」
そう言い残して僕は出て行く。
僕はもう十分やった。あとはジンに放り投げる。
***スコッチside***
アンジェロが部屋から出て行ったあと、俺たちは訓練内容に目を通す。
「「「……は?」」」
全員の声が重なった。
書かれていた内容、それはもう酷かった。
まるで純粋な子供が大人に、紐なしバンジーをしろと言ってるくらい、酷かった。
「……とりあえずジンに聞きにいくか」
零の提案に、俺とライは首を縦に振った。
………ジンもジンで酷かった。
ラッキーキャラ
黒田兵衛
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香椎 - ひまりさん» ありがとうございます。更新速度は遅くなるかもしれませんが、なるべく早く更新するようにします。 (2018年5月20日 12時) (レス) id: 45135d60bf (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 面白いです。更新頑張って下さい! (2018年5月20日 11時) (レス) id: 04e3f5630b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:香椎 | 作成日時:2018年5月18日 5時