ｱﾊﾊ……ここどこｯ2 【OP】 (ページ8)

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シロについてページ8

それを聞くも、少しの沈黙が続く

「質問に答えろ」

センゴクの圧と共に、そう言われた。

『………ん。ンー。噂をかじった程度ですよ』

「どこからその名前を聞いた？」

これダメだ。逃がしてくれる感じではない
シロがこの世界でどんな存在かは、私は知らない。

『私の病死した兄からです。
とある伝説みたいな話の中にシロ…いえ、シロクミという動物の話を聞きました。
なんの動物にでもなれるシロクミと呼ばれた動物がいて、それは神に近いもの。らしいんです

でも、ただそれだけですよ。
先程は取り乱して申し訳なかったです。私の兄から聞かされていた伝説の存在のシロクミの話が。海軍のお偉い様の口から出るとは思ってなくてですね…』

これなら、"裏"は取られない。

それを言って黙っていると、センゴクさんは

「お前は・・・何処の出だ？」

さっきから質問ばっかり。てか、日本とか言えないし。どこからって言おう…かな…

『もーしわけないんですけど。私は何処で育ったか知らないんですよ』

思考が回転するというのを辞めた時。私はあっけらかんとそう言った
クザンの、氷の剣が私の首に当たる

ここで、死ぬのかぁ……とか思っていたら

「Aちゃん。真剣に、話してくれない？
傷を付けたくないから…」

優しいメな声で言われた。そんな風に言うなら。今すぐその剣を私から退かせぇぇ！！とか思うが

『私はめっちゃ真剣ですよ。
私が生まれ育った所のその名前は知らないんです。
ただ、記憶にあるのは。病死した兄との思い出と。……そうですね、クザンと出会った島からの出来事。

まぁーほんとにそれくらい』

クザンは疑問な顔をした後

「いただきます。やごちそうさまはどこで…？」

『兄からですよ。兄はいつもそれをしていました。
当たり前のようにその周りにいた大人もしてました。だから私はクザンに伝えたじゃないですか…"文化だ"って』

そういや、私は本当の兄は居ます。
別に病死とかもしてません。今も健在です(トリップ後からはしらんけど)
兄を思っての話としても実体験として切りつけて話しをしていますが
兄は健在なんですよ。つまり私が妄想で殺しているだけです

あ、ソバカスもないですよ。兄に