ｱﾊﾊ……ここどこｯ【OP】 (ページ8)

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嘘は着いてないと思うページ8

～クザンside～

その後も、ダンマリだったため
答えられないの？と聞いてみたら

ただの村で育った。と言われた
地名を聞くもカタコトで『すみません。よく分かりません』なんて言われ

【に】の発言はなんだったのかと思い聞いたが……もう一度、お願いしますなんて言われるもんで…
困ったもんだなぁ…なんて思ったりしていたら

謝られ。そして、俺の名前を聞いてきた

あれッ？オレってそんなに有名じゃないの？

もうちょっと、名を馳せていると思っていたが。名前を教えると
今、思い出しました。といった感じで何故拘束されているのかと聞かれた。

そりゃ、どこかに行かれるのが面倒だからなんだけどな

『…やっぱり拘束される意図が分かりません』

いただきます、ごちそうさまでした。といった文化のある場所。
それがどうも、思いつかない。それに
会った時からずっと疑問だったこと

「俺が倒れてるキミ……Aちゃんを見つけた時。船も何もなかった

遭難した。と言ったが、そこに辿り着く前は船にでも乗っていたんじゃねぇか？

それに流れ着いた。とも」

『アー？……んー。まぁ、確かに
いや、待ってくださいね

私は船に乗ったかさえも記憶が混濁してます
覚えてるのはとにかく、寝て。起きたら

アソコにいた！！という事実。マジでそれだけです』

？？？

「起きたら、あの島にいたと？」

『はい。ですね…』

状況は理解出来ないが、嘘を言っているようにも見えなかった
手錠を外すと『え。いいんですか？』なんて聞かれたが

「まぁ、嬢ちゃんが嘘を言っている感じもない
捉える意味もないと思った。だから外す

手首、大丈夫か？」