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「ああ、俺の一家は代々ヒーロー一家なんだ。俺はその次男だよ」
「「『ええ、すご〜！！』」」
「ターボヒーロー、インゲニウムは知っているかい？」
『知ってる！！！』
「もちろんだよ！東京の事務所に65人もの
「それが俺の兄さ！」
『すっっご！』
「あからさま！」
「すごいや！！」
規律を重んじ、人を導く愛すべきヒーロー。市民からの支持率も信頼も高く、大人気ヒーローのうちの一人である。
「俺はそんな兄に憧れ、ヒーローを志した！しかし、人を導く立場はまだ俺には早いのだと思う。俺に違って、実技入試の構造に気づいていた上手の緑谷君が、就任するのが正しい…」
目を見開いて、こちらを見つめる3人。彼らに飯田は首を傾げた。
「なんか、初めて笑ったかもね。飯田君」
「え、そうだったか？笑うぞ俺は」
『なんか心からって感じで！』
「そういう氷室くんはよく笑っているよな。して、“私の事“とは」
つい先ほどいった“私の事“。戦闘訓練の時言ったクラスメイトの中には飯田と緑谷はいなかった。早々に帰ってしまったのだ。
『ちょっと躊躇っちゃってね、言えなくて…あのオールマイト追いかけてたりして不思議に思ったかもしれないんだけど、』
「うん、」
『あの…私の父、氷室湊でして』
「えっ、あの！？？」
『そう、オールマイトとは古い知り合いで…不思議に思ってたらごめんね。言えなかったんだけど』
ずっと話せなくてモヤモヤしていたことをようやく話せた。
晴れた笑顔でAが緑谷の方を向くと、彼はもともと大きな目をさらに大きく開けていて。
「オールマイトが唯一でた映像作品のヴィラン役の…」
『オールマイトがめっちゃ緊張してたやつね、昔のなのによく知って…』
「もちろん！！どうしてもオールマイトに注目が集まっていたけれどすごく引き込まれた演技だったよ！！僕ビハインドも見て、友人になった二人がかっこよくて楽しそうで嬉しかったんだ！
うわあすごいなぁ、僕本当に二人とも好きで……」
もともとヒーローオタクだったことは知っていたけれど、その熱意が身内にまで及んでいるとすごく嬉しくなる。
照れたような笑みを浮かべてAが感謝を伝えた時、食堂に警報が鳴り響いた。
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なんなん(プロフ) - はるさん» すごくすごく嬉しいです……！！ありがとうございます！ (2021年9月5日 12時) (
レス) id: dff1beac48 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - フェアリーテイルのグレイ大好きなので嬉しいです、、！！まだ途中なんですけど、このまま一気読みします、！！笑笑 (2021年9月4日 23時) (レス) id: 417ffa247e (このIDを非表示/違反報告)
なんなん(プロフ) - 翠輝 彗さん» うわああ感謝です！！ありがとうございます！！ (2021年8月30日 1時) (レス) id: dff1beac48 (このIDを非表示/違反報告)
なんなん(プロフ) - キースさん» ありがとうございます！！ (2021年8月30日 1時) (レス) id: dff1beac48 (このIDを非表示/違反報告)
翠輝 彗(プロフ) - 4ページ目、爆"轟""克"己になってます汗 (2021年8月30日 0時) (レス) id: 237facedc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんなん | 作成日時：2021年8月25日 21時
