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まさとside


まさ「どしたのこれぇ…」

まり「俺は知らないから」

まさ「まりんくん絶対止められたでしょ!」


呆然と立ち尽くしている俺の前には

「あれぇ、まさとくんだぁ」とかなんとか言っている彼女と

耳まで真っ赤にしてテーブルに突っ伏しているふみろくさんの姿が

まりんくんから「彼女を返して欲しくばうちまで来い」とか連絡が来るもんだから、今までに無いくらいの速さで仕事終わらせてきたのにいざ来てみるとこのザマだ


それにしてもこんなにベロベロに酔った彼女はかなりレア

いつもは自分でセーブ出来てるのに…

どうしたんやろ


まさ「めいちゃん、めいちゃん」

『ん、うふ、まさとくんだぁ』

まさ「まさとくんだよ。もう帰ろっか」

『えー!いーやーだー!まだふみろっくんと飲むの!』

ふ「そーだぞ!めいは俺のもんだ」

まさ「めいはふみろくさんのじゃ無いから」


ムッとして言い返すと怒った怒った!っと高笑いをするふみろくさんにつくつぐ酔っ払いは面倒臭いと思わせられる

特にこの人は面倒な部類に入ると思う


ふ「そーいえばお前まだめいとキスもして無いらしいなぁ?」

まさ「はっ!?バカ!めいに聞かれたらっ!」


慌ててめいの方を見ると、寝息を立ててもう既に夢の中へ旅立っていた

ホッと安心したのも束の間

なんでふみろくさんがそんなこと知っとるんよ…!


ふ「もう半年も経ったのにまだキスもしてないなんて相当シャイなんだな」

ふ「そんな所もこいつは好きなんだろうけど、いい加減飽きられても知らねーぞ?」


ニヤニヤしながら全てを見透かしたように言うふみろくさんに思わず言葉が詰まる


まさ「そんなの分かっとるよ…」


俺だってめいとあんなことやそんなこと…

したいけど、いざそういう雰囲気になるとひるんでしまう

俺はシャイなんかじゃなくてただ意地がないだけなんだ


ふ「分かってんなら実行しろよ。こいつだって待ってんだよ」


ふみろくさんはやれやれとでも言うようにめいちゃんの頭を撫でた


まさ「っ!触らないでよ」

ふ「おーこわw分かったよw」

まり「そろそろほんとにめい連れて帰ってくんない?ふみのりも調子乗って飲んじゃうから」

まさ「うん。迷惑かけてごめんね」

まり「…ちゃんと話し合えよ」


スマホに視線を向けたまま、鋭い声でまりんくんは言った

これはきっとまりんくんなりの優しさ


まさ「うん…ありがと」

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はた - さいこうでした!! (2019年12月27日 1時) (レス) id: 32e6686df9 (このIDを非表示/違反報告)
しげっち。(プロフ) - ムユさん» コメありがとうございます!可愛いですよね...まりんくんの関西弁もめちゃくちゃ好きなんですけどまさとくんのも萌えますね… (2018年10月14日 10時) (レス) id: c12db644f8 (このIDを非表示/違反報告)
ムユ - わかります…私女子ですけど可愛い博多弁女子には惚れそうです…博多弁女子と結婚したい( ˙-˙ )芝健の方言とか聞いてみたい…まさと君の方言可愛いですよね! (2018年10月14日 8時) (レス) id: 0352392d10 (このIDを非表示/違反報告)
しげっち。(プロフ) - ムユさん» ご無事で何よりです...(´;ω;`)スマホは困りますね...でもセリフに笑っちゃいましたww (2018年9月12日 22時) (レス) id: 80025f79b3 (このIDを非表示/違反報告)
ムユ - しげっち。さん» 北海道は大体大丈夫ですよ!停電したとき一番心配したのは…『スマホぉぉぉぉ!!!おい!スマホ!?』くらいかな…(´・∀・`) (2018年9月12日 21時) (レス) id: 0352392d10 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しげっち。 | 作成日時:2018年8月12日 23時

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