▽レンタル彼女、始めました｡【名探偵コナン】

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遊園地につき、入場券を買った。


代金はもちろん安室さん持ち。




「さぁ、入りましょうかね」




安室さんにエスコートされて入場ゲートをくぐろうとしたその時。




「あれれー? 安室さんとA姉ちゃん?」



「うおっ コナン! このねーちゃん安室さんの彼女か!?」



「わぁ! すっごい美人!」




後ろからコナンくんの声や子供の声が聞こえて、安室さんと同時に振り返るとそこには


コナンくんを含む小学生5人と丸眼鏡をかけたおじいさん、そして昨日会った平次くん、蘭さん。




…………あーあ、まずいことになっちゃった




「コナンくん達じゃないですか! こんなところで会うなんて奇遇ですね〜」



「なんやぁ!? この男、Aの彼氏なんか!?」



『あー……えっと、はい』



ショックを受けたかのようにうなだれる平次くん。

それを見て呆れ笑いするコナンくん。




1日限定、だけどね?




「安室さんとAさん、びっくりしたけどすっごくお似合いですー! デートで遊園地ですか?」



「ははっ、そうなんです。たまには息抜きにと」




安室さん……何も動揺せず素晴らしい対応。




「僕達もせっかく遊園地に来たのに、今日はカップル限定デーで入れなくて!」



「博士、下調べくらいしとけよ!」



「あゆみショックゥ……」



「……」




元気な小学生3人とは裏腹に、無言で目立たないように人の後ろに隠れている女の子もいた。



警戒している……?


誰を?


初対面の私を?



……安室さんとはみんな知り合いっぽかったから、きっと私だよね。



私 怪しい者じゃないんだけど……

警戒させちゃって申し訳ない。




その女の子は灰原哀ちゃんというらしい。


みんな自己紹介をしてくれたため、私も “安室透の彼女” だと自己紹介した。




「さっ、私たちはお邪魔だし早く別の場所に行こう!」




蘭さんの提案にみんな納得して、別れを告げて去っていった。




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