▽レンタル彼女、始めました｡【名探偵コナン】

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【 咲原 A side 】




「7日間レンタルの最後の日、俺は"結婚"を前提にAさんにレンタル継続を申し込もうと思ってたんだ。
これから長期間Aさんをレンタルすれば、いつか俺を好きになって、この婚姻届けにサインしてくれるって」




彼はカバンから何かを取り出し、私に見せた。



＿＿＿【降谷零】と記入された婚姻届。




驚きが隠せない。



じゃあ、あの日、最初から本名を言うつもりだったってこと…?




「…言い訳にしか聞こえないよな……とにかく、隠すつもりなかったにしても この1週間 Aさんに本名を言わなかった事実は変わらない。本当に、すまなかった……改めて言うよ、Aさんが俺と結婚したいと思うまで、レンタルさせてほしい」





"安室さん"ならではの敬語はすっかりなくなり


"降谷さん"としての男らしい口調に変わっている。




＿＿＿いつもいつも 使い分け頑張ってるんだね





『……そういう所も含めて、すっごく好きです。でも、レンタルはお断りさせてください』





しっかりと、彼の目を見て話す。





『もう、結婚したいと思ってますから。"零さん"と』





彼は驚いた表情を見せたあと、笑顔になり私を力強く抱きしめた。






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最終回近いです…！

あたたかいコメント本当にありがとうございます(；＿；)

更新遅くて申し訳ないです…
あと少しですので、どうか最後までお付き合い頂けると嬉しいです…！！

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