検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:16,857 hit

#22 ページ26

今日の動画はいつもよりきっちりした格好で。

といってもスーツでは無いしめっちゃきっちりしてる訳じゃない。

でもメイクはする。普段スッピンピンだからね。

私は長袖のシースルーワンピースでカンタはシャツ着て、セーター着てる。
いや、暑いでしょ。季節感バラバラ。
トミーはというとあのBTSやジャスティン・ビーバーが来てたあのGUCCI。

今日は報告動画を撮ります。

正式にお付き合いについて話そうと思う。

これで離れていく視聴者さんもいるかも知れない。
せっかくここまで登りつめたけれど登録者も減るかも知れない。
それでもカンタの隠し事はしたくない。という気持ちの元、
正式に報告することにした。

いつも通り録画ボタンを押す。

そしてトミーの元気な挨拶。

それに続けて私たちも挨拶をする。
別に暗〜い報告な訳じゃないので元気に。

すると

「お前。うるさい」
と真顔でトミーに怒られた。

てへぺろっとして見たものの効果無し。
なんならさらに呆れられた。


「今日はですね!皆さんに僕とAから大事な大事なご報告があります。」
と普通の男性にしては高いけどぐっとくる聴きやすい声。

「ええと。この度、僕とAは正式にお付き合いさせて頂くことになりました!」

「いえぇぇえええええいいいい!」

「だからさ。Aはうるさいんだって。」

「せっかくお化粧もしたんでしょ?」

2人に怒られた。
なによ。あーずーだったら何も言わんやんか。この。
私も叫んでもいいでしょ。

「だから叫ぶ。Fooooooo!」

「じゃあ便乗してFOOO!」

「うるせえそこのバカップル。」

「バカじゃないもんっ!」

「いや、バカだろwww」

「wじゃあトミーは魔王だねwwwww」

「ああ。それでいいよ。てことはお前はバカだって認めたんだw」

「うるさいなあ。もう。」

「いいじゃん別に私らだしwww」

「これ、報告動画!カットしないって言ったでしょ!?」

「やだwメンディー。」

「ねぇーえ!」

「あ、でたっwww」

「イヒヒw」

「うるさいわw」

「ハゲコパス!」

「Aに言われると何気に傷つく。」

「まじかwwwごめw」

「ねぇーぇ!」

「イヒヒヒwww」

「アハハハッちょ、腹、千切れるwイヒヒッ止まんないっw」

「んもう!締めるよ!」

「イヒヒッ以上、ww今日の水溜りwボンドでした。

「はい!ぜひチャンネル登録してください!」

「また明日!バイバーイ!ンフフw」

「もう!2人とも笑いすぎなんだってば!」

「いやあれはお前が悪いだろw」

#23《動画コメント欄》→←#21《動画コメント欄》



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
31人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雨が降る | 作者ホームページ:http://無し。  
作成日時:2018年5月19日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。