#14【Silk road】 ページ16
どんな相談事だろうか考えてたっていうのに
なんだよ、
『私ってさ、カンタの事好きだと思う?』
だろ?
どう考えても両思いだろ。
カンタはAの事大好きだし。
Aもカンタの事大好きだろ。
カンタ!告るなら男からだぞ!
あー。でもカンタ…ちょっと女子っぽいからな。
Aはなかなか気ぃ強え。
俺に聞いた理由。
彼女が居たからだそうでした。
いや、そんなけかよ。っていうな。
ものすっごくかるーい恋愛相談を受け、
その後は他愛のない話をして2時に来たっていうのにもう4時でした。
2時間もぶっ通しで喋ってたと思うとこの職業すげえわ。
「んじゃ、そろそろ帰ろうぜ。」
「そだねー。」
「真似してないで。早く。」
「そだねー。」
「お会計お願いしまーす。」
「そだねー。」
「__円になります。」
「丁度ですね。」
「ありがとうございました。またお越しください。」
_
ただいま。
キャンプから帰ってきた主です。
これからもそれなりに頑張ります。
_
「あー。カンタに告るか。」
ぅえ?!
告白する女子ってもっと何かこう…その…
キャー!とか言ってんじゃないの?え?
「んー。カンタ変に気使わないかなぁ。」
いや、余裕かよ。
「期待を裏切られたら私の豆腐メンタルが崩れちゃうよ。」
いや、お前のメンタルはセラミック並みの固さだ。
「ねえ、お前は何で百面相してんの?」
「ああ。お前が余裕ぶっこいてるから。」
「ああ。そう。結構心配なんだけど。」
「感情さっぱり表に出てないけどなw。」
「こーゆー時出さないようにしてたからなー。」
「それ分かるわー。なんかな。それ。」
「似たもん同士だよねー。私ら。」
「お?フィッシャーズくっか?」
「遠慮しとくわw騒がし過ぎるw」
「お前も十分騒がしい。」
「なんだとー?このたらこー。(棒)」
「いや、いやw棒読みにもほどがあるだろw」
本当に俺ら結構似たもん同士なんだよなあ。
感じが似てるっつーか。そんな感じ。
まあ。いろいろあったからさ。うん。
多分Aも。
俺の場合それがあってこれだから。
Aってなんかすごい根から強い感じだろ?
こいつ見てっと俺ももっと頑張らなきゃなって思う。
俺の尊敬してるAが尊敬してるんだから
カンタはやっぱしすげえよな。
またまた失礼します。
今度はテスト週間です。
今まで通りそれなりに頑張っていきます。
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作者名:雨が降る | 作者ホームページ:http://無し。
作成日時:2018年5月19日 18時