なんか、初対面の人に告白されたのですが。【まふまふ】

▽14, ページ16

ま「Aちゃんお待たせっ！」



「おー、着替え早いね」


ま「早くAちゃんとご飯食べたかったから！」




……サラッとそんなこと言わないでよ




＊


もう屋上はかなり寒い、という事で。



「なぜここに？」


ま「えー、ダメ？」


首をこてん、とかしげてねだる相川さん。

私より女子っすね。さすがっす。←


おっと、話がそれた。



連れて来られたのは図書室。

まぁ、誰もいないわけですよね知ってた。


ま「ここなら誰もいないしあったかいし落ち着くでしょ？」


「うん、」


一番窓際の椅子に座ると、その隣に相川さんも座る。


そしてさっき買っていた購買のパンとりんごジュースをもぐもぐ食べ始めた。



おなかがすいているのか、食べるスピードは速い。


男子だぁ((



私も、と思いお弁当を開くと今日の朝頑張ったかいがあった。

いつもよりちょっとだけ豪華。


ま「お弁当いつも作ってるの？」


「うん。相川さんはいつもパンだよね、夜ご飯は？」


ま「え、相川さん…？




　 名前で呼んで！さん付けも禁止っ！」


「んえー、じゃあまふくんは？」

こてん、とさっきのあ…じゃなくてまふくんのマネをしてうっすら笑みを浮かべる、



ま「…許可、する」


いつもより


声がか細いのも、





うつむいててよく見えないけど

顔が赤いのも、









全部、気のせい…だよね？

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ラッキーカラー

あずきいろ

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