【パロ詰め】Border【WT】

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Sm→「俺を見つけてくれてありがとうな。あはは。俺はねこです。ねこはいます。Aとひとつになりたくて、ずっと待っていたねこです。...なーんってな」

とある収容塔内部に存在する、施錠された小屋。定期的な経過観察のために訪れた貴女は、うっかりその開いていた錠を戻すために中へ入り、小屋内部を覗いてしまいます。ふっと頭に痛みが走ったかと思えば、貴女の脳内にはずっと視線を感じる感覚が残ったままでしょう。貴女が日々を過ごせば過ごすほど、視線は強くなり、気味の悪いねこと彼がひたすらに貴女の視界に入ってくる感覚に、慣れない貴女は発狂してしまうかもしれません。暗いところが極端に苦手になっても、きっと大丈夫。そこにはずっとねこと彼はいます。よろしくおねがいします。なにもこわいことはないです。

「ああ、やっぱり暗いところは怖くなるんだな。大丈夫、ずっと俺はAの傍にいるから。Aとひとつになって、Aのことを全部知りたい。だからずっと監視するんだ、怖がらないでくれよ...？」



Kr→「A？ねぇ、もしかして病気なの？...ああもしかして、そっかこれは恋の病気なんだ！大丈夫安心して、ちゃんと俺が治してあげる。だから俺から離れないでね...？」

ペストマスクに身を包んで、破れたローブに厚手の手袋をして、経過観察をしに来た貴女に近づく彼。ひとたび貴女を見れば、驚く貴女をよそに上記のようなことを呟くでしょう。彼は本当は病気と判断した人間を処分してしまう筈ですが...どうやらこれも彼の意図の範疇なようです。暫く貴女は彼と過ごすことを余儀なくされるでしょう。貴女の意識は次第に朦朧としてきます。経過観察の目的はいつの間にかどこかにいって、貴女の身体は彼の手によって造り替えられて...もしや、？

「病気にかかるなんて、なんて不幸なAなんだろう……大丈夫、他の人と違って死は救済なんて言わないからさ。ずっとAを治すためにそばに居るから。…治す気なんてないけど、はは」

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※Sm→この作品は"Ikr_4185"の"SCP-040-JP"に基づきます。
http://scp-jp.wikidot.com/scp-040-jp @2014
※Kr→この作品は"Gabriel Jade"、"djkaktus"の"SCP-049"に基づきます。
http://www.scp-wiki.net/scp-049 @2021
CC BY-SA 3.0


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