【パロ詰め】Border【WT】

〃 ページ15

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Shk→三月ウサギ
「アリスは誕生日何時(いつ)なんだ？...何でもない日のパーティーは364日あるけど、特別なアリスの誕生日が何日か知りたかったんだ。...その日は『特別な日のパーティー』な」

白うさぎの行方を聞きにやってきたアリスをお茶会に手招き、いい香りのするアールグレイの紅茶をカップに注ぎながらそう零すのは、緑の瞳が爛々とした三月ウサギ。ケラケラ笑いながらも質問をし、答える貴女の話を頷いて聞いてくれる彼は優しいところがあります。たまにいかれたように笑いながら、隣のマッドハッターの肩を叩いて『お前も笑え』と言わんばかりの圧をかけることはあれど、狂ったお茶会は貴女にとって楽しい場所となるでしょう。例えその話の内容が頓珍漢でも。
しかしくれぐれも紅茶の飲み過ぎにはご注意を。庭園に咲くチョウセンアサガオの花、貴女は知ってますか？

「どんなに気違いになったって狂ったって、俺達ならどんなお前(アリス)だって愛してあげる。夢を見続けて、溺れてほしいから、もっと飲もうぜ？」


Kn→トランプ兵
「薔薇が赤だって白だってどっちも綺麗だと思うんだけどな〜。アリスはどう思う？...うんうん、やっぱりそうだよね。...まぁ俺は死にたくないから、赤く塗りなおすんだけどさ」

ハートのクイーンの庭園でせっせと仕事をするトランプ兵の1人な彼。彼はトランプ兵の中でもエースの数を持ち、皆と違う帽子を被って指示を出す係のようです。仕事を手伝うと申し出たアリスの貴女に、それじゃ俺が教えるねとペンキがついた刷毛を手渡します。現実ではやったことのないバラを塗るという作業に、興奮が止まらないでしょう。そんな中でもしっかり彼は手取り足取り教えてくれます。心地いいこの時間は、貴女がクイーンの城に住むことになっても度々続くでしょう。お誘いはいつも彼から。
そういえば、どうして彼はあの裁判で首を撥ねられなかったのでしょう？それはきっと...

「俺はトランプ兵だけど、なかむに不満があるわけじゃないからさ。寧ろ...思惑が一致したってわけ。俺は君を連れてくる。彼は俺達の手元に君を置く。簡単だよね」


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