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『…友達?』
「ああ、友達。此処に来るまで一緒の場所でも働いていた。」
『…コウは友達がいて羨ましい。』

ぼそりと呟いてはごほんと咳払いして、『自己紹介してなかったわね』と言い
立ち上がり、

『私は華月A。よろしくお願いします。好きに呼んでください。』
「俺は八重樫剣介です」
「桜庭涼太です」

いや、君たち固苦しいね。

『…ねぇ、ケンくん、リョウくん。』
「ん?どうしました?」
『固苦しいの苦手だから、敬語やめてほしい。』
「い、一応。俺達一般市民ですし。」
『別に地位なんて気にしなくていいのに。』

そもそも何で私は此処に生まれたんだろう。
皆みたいに一般人として生まれたかった。

そう呟いては、二人は顔を見合わせている。

「…コウの言う通りだな」
「うん。」
「俺、何かいったか?」
「嫌なんでも。…改めてよろしくな、A!」
「うん、よろしく。A。」

い、今名前で…

と入り浸っているところにガチャリと扉が開く。
入ってきたのはお父様。

「!?旦那様お帰りなさいませ。」
『お父様…』
「客か?」
『…』

目を会わせるのが辛くなってくる。
一般人を王宮に入れるなんて…と考えていれば。

「はじめまして。Aの友達です!」
「勝手に上がり込みすみません」

そう言っては私の前へと出てきた。
すると父はにこりと笑う。

「A、今すぐ用意しよう。」
『へ?何を?』

「なにをって、二人の服だろ。此れから君たちはAの執事になってもらう」

はぁ?
いやいや、唐突!?

「「はぁぁ?!?!」」

だよね!!二人が一番おどろくよね!!!!

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設定タグ:ツキプロ , Growth , 衛藤昂輝   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:光伽月 | 作成日時:2018年7月19日 1時

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