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そこに立っていたのは、眼鏡をかけてラフな格好をした完全オフモードのハヤト。
「……早くね？」
「っ、タクシー……全力で飛ばしてもらった……」
「あそう……入んな」
「お邪魔します」
肩で息をするハヤトを家の中に招き入れる。後ろ手で施錠すれば、間もなくハヤトの右手が伸びてきて。肩に触れるかな、というところでピタリと動きを止めた。上気した頬をそのままに、何かに耐え忍ぶような表情を見せるハヤト。こいつは今更何をチキってるんだ、と手首を掴んでぐいと引っ張った。必然的にハヤトがこちらへ近付いて、壁ドンならぬドアドンのような体勢に。すぐ上に視線をやれば困惑混じりに熱い息を吐くハヤトがいて、なんか可愛いなぁってぼんやり考える。胸元に腕を回して、抱き枕のようにぎゅうぎゅう抱き付けばぎこちなく背中に腕が回って、柔く力が込められる。「日和るなやるならもっと力強くやれ」という文句を込めて私が更に力強く抱き付けば、ようやっとしっかりと身体を抱き留められた。
「何で急にうち来たの」
「いや……分かんない、ただなんか、行かなきゃって思って……」
「それでほんとにこの時間に来る奴があるか、明日仕事でしょうに」
「……泊まってっていい？」
「いいよ、明日早起きして一回家帰りな」
「ん、そうする」
私の精一杯の告白に対する返答は無かった。けど、ここまではっきり行動で示されちゃあ何の文句も言えないでしょう。ハヤトがかけていた眼鏡を奪って目尻に一つキスをして、腕の中から逃れてリビングへ。後ろからなんかわあわあ聞こえるが知ったこっちゃない、今後からあんなことやこんなことも沢山してくんだからなんでもいいじゃんね。と思っていたら、「割とマジで見えないから返して」と眼鏡を手からもぎ取られました。それは素直にごめん。
「A」
「あん？」
「おれ、めっちゃ待ったよ」
「んふ、ごめん。だってついさっきまで気付いてなかったんだもん」
「そうだけど。待ったよ」
「ごめんって」
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お話がいっぱいになって来たので、そろそろ続編を制作したいと思います！ 少々時間がかかる可能性がありますが、制作出来たらまたお知らせさせて頂きますので、それまで気長にお待ちくださると嬉しいです！！
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如月1123(プロフ) - ヨツハさん» コメントありがとうございます、見つけて頂けて光栄です！私的にギャグ七割、恋愛三割ぐらいの感じで進行していければなと思っているので、笑って頂けて何よりです！お心遣いと応援感謝します、これからもよろしくお願い致します！！ (2022年9月25日 13時) (
レス) id: 857dce4f12 (このIDを非表示/違反報告)
ヨツハ - 初コメ失礼します。社長大好きなので見つけられて良かったです❗夢主の発言が毎回面白くてめっちゃ笑ってますw体調に気を付けて、これからも頑張って下さい。応援してます❗ (2022年9月25日 13時) (レス) @page14 id: 9b4b72f413 (このIDを非表示/違反報告)
如月1123(プロフ) - 飴さん» コメントありがとうございます！楽しく読んで頂けたなら作者冥利に尽きます…お褒めの言葉とても嬉しいです！！応援ありがとうございます、これからもどうぞよろしくお願い致します！！！ (2022年9月25日 10時) (レス) id: 6bb8b6637d (このIDを非表示/違反報告)
如月1123(プロフ) - Hazukiさん» コメントありがとうございます、私が神です！！大嘘ですごめんなさい！！！確認したら画質ゴミカスだったのによく文字も絵も見えましたね……お褒めの言葉、とっても嬉しいです！これからも頑張らせて頂きます、よろしくお願い致します！！ (2022年9月25日 10時) (レス) id: 6bb8b6637d (このIDを非表示/違反報告)
飴 - 初コメ失礼します！いつも楽しく拝見させてもらってます、お話めちゃくちゃ面白いし読みやすいしイラストもお上手で…！これからも更新楽しみにしております、応援してます！ (2022年9月25日 1時) (レス) @page42 id: f3ac384fdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月1123 | 作成日時：2022年8月27日 17時
