4章 新しい家族と監視:4 ページ5
ママ(この子、キャロルは兎も角、新しい監視の目にも気づくなんて…)
ママ「あら、よく分かったわね…兄弟は兎も角、もう一人増えることも」
A「何時もなら少しで済むはずの新入りの準備、それに新入りならベビーベッドでいいはずなのに普通のベットまで用意させる…追加はコニーの代わりの一人。その準備をあえて私たちにさせる」
ママ「ええ、続けて」
今日も野菜を切りながらの会話
A「ヒントはいっぱいあったはずだ。新しい兄弟ともう1人、赤ちゃんではない誰かが来る…でしょう？」
ママ「正解よ。本当に賢いわね」
A「ママほどじゃないよ。例の策ってやつでしょ？知ってる」
ママ(そこまで気づいてたなんて…！！)
ママ「そうよ…けれど、今回の報告中々に遅かったんじゃない？次の日にはわかるなんて言いながらあれから何日たったと思ってるの？」
A「どうせレイに聞いてるんだと思ったことと確証がなかったから。でもそのかわり、私ママに嘘の情報流したこといっかいもないでしょ？」
一応、嘘の情報は流したことはない。けどまあ流していい情報の範囲内と、レイとほぼ同じ内容のことしか流していない
ママ「ええそうね…あなたの情報はいつも正確よ。お陰であなたがくれた情報で困ったものは1度もないわ」
A「いつも通り、約束を守る長さの更新、守ってもらうよ？ママ。大事な友人を売ったんだ」
私とママの約束は主に3つ
1つ、私を出荷しないで。満12歳まで、誕生日が来るまでここの施設で成績も残すから置いておいてほしいということ。
これは単純。レイと同じく作戦を練るため。勿論成績はキープしてるよ
2つ、レイとノーマンとエマも万期出荷にすること。
これも単純。全員で逃げ切る為にもこの3人は必要不可欠だから一応の保険。
3つ、私が裁縫の道具と絵を描く道具をどれだけ使っても怒らない。足りない分は支給すること。
これは後で役に立ってくるから途中で追加した。多分、私の役に立ってくれる。
私とママの取り引きは、私がママの言うことを聞く代わりにこの約束を更新していくこと。
度合いによるけど大体成功するごとに3ヶ月はのびる
ママ「わかってるわよ…でも、今回のあなたは意外だったわね？自分の約束にまではいっていた友人を売るなんて」
A「それとこれは別だよ。命があるから人間は生きてられる。3人には12歳まで、1番長く楽しくここで暮らして欲しい」
ママ「…そう」
そんな感じで朝食の支度を終える…
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ウォル - 続編おめでとうございます！！ これからも続き楽しみにしてます(^^)v (2019年2月15日 21時) (
レス) id: cb201d08af (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 続編おめでとうございます！( 'ω' )これからも読んでいきます！更新頑張ってください(´∀｀) (2019年2月15日 21時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レノエ | 作成日時：2019年2月15日 21時
