6章 2人の内通者:17 ページ37
『…ン………マン？…きて…ノーマン！！…起きてってば！！！』
ﾊｯ
夢…
誰かの声で起きた…誰──
いや、この声は…
A「…起きた？ノーマン…」
そこには、喧嘩をしているはずだけど、僕を起こしてくれたのであろうAがいた…
ノーマン「……A…どうして君が…」
A「…いつもより来るの遅いから、ママが呼んできてって…エマじゃなくて嫌だった？」
ノーマン「いや、そんなことないよ…寧ろありがとう…」
僕は起こしてくれたAにお礼を言う…
A「……大丈夫？喧嘩なんかして気まづいとか思ってる？……なかなか起きないから来てみたら魘されてるし冷や汗凄いし…はい、これ」
Aはそう言ってタオルを差し出す…
ノーマン「…いや、ありがとう…」
A「…協力する、しないってだけであって家族だもん…あの話以外については普段通りにさせてもらうよ…それに、あんまり思いつめないでね？」
喧嘩してても結果、存外彼女は優しい
ノーマン「……本当に君は自分以外の家族には優しいんだねﾎﾞｿｯ」
僕は心の声が諸共声に出る…小さくだけど…
A「？何か言った？……それで顔洗ってふいて目が覚めたら食堂に来てね？…ああ、そうだ…シェリーとダムディンも、ノーマン起こすの手伝ってくれたの」
ノーマン「いや、何も言ってないよ？…えっと、なんか、何から何まで…ありがとう…それと、シェリーとダムディンもおはよう…」
そう言って僕はシェリーとダムディンのことも抱きしめる…
Aは大丈夫と思ったのか少し微笑んでから部屋から出ていった…
その後、朝食もとったし、テストも無事行われた…
レイとAの協力は得る…でも、エマの望みも叶える…
しかし、1つ間違えば、レイにもAにも、ママにもシスターにも4方向から邪魔されて…
全員脱出は不可能、皆死ぬ
考えろ、切り札は2枚…これをもし、全員に使えれば少なくとも脱獄するまでは決して不可能じゃなくなるし、脱獄後も動きやすさはあがる…
どうすれば2人に悟られず全員を連れて行ける？
考えることはたくさんある…
Side Norman 〜END〜
6章 〜END〜
───────────────────
6章終わりました。早すぎ！とか、なんでノーマンと喧嘩してんの！？とか思われそうなので補足説明を
･更新早いのは下書きしてたものを編集してるので暫くめっちゃ早いです。
･ノーマンとは先にいえばしっかり仲直りします。
今後もお願いします。
7章 真実からの本気の協力:プロローグ→←6章 2人の内通者:16
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ウォル - 続編おめでとうございます！！ これからも続き楽しみにしてます(^^)v (2019年2月15日 21時) (
レス) id: cb201d08af (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 続編おめでとうございます！( 'ω' )これからも読んでいきます！更新頑張ってください(´∀｀) (2019年2月15日 21時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レノエ | 作成日時：2019年2月15日 21時
