6章 2人の内通者:12 ページ32
ノーマン「敵じゃないんでしょう？実際は…僕らを致命的に不利にする情報はママに流していないし発信器も壊せる──違う？」
ノーマンは語ることを全て語る…
ノーマン「ねぇレイ、レイはどうしてママの牧羊犬をやっているの？」
レイ「志願した。自分から…いや、売り込んだ、の方がより正しいかな…脱獄の準備さ。全て今、この脱獄のための準備」
そう、レイはママに6年前、6歳の誕生日に取り引きを提示した…
そうしてレイは成り行きをトントン拍子で話していく…
レイ「あの女は規則より利益だ」
ノーマン「……」
レイ「要求したのはザックリ2つ。�ゞ�力するから即出荷はしないで──と、��結果を出したら報酬をくれ」
ノーマン「…報酬って？」
A「……色んなものでしょ？ハウスにないものなら取り寄せられるもの…レイの部屋に落ちてた…ゲーム機だとか人形だとか」
本当は発信器を壊すための機械のためだけどね
そこは言わないでいいよね
レイ「…そこまで知ってたのかよ…ああそう、不可能なものもそうでないもの。結果、危険物以外なら大抵取り寄せられた」
ノーマン「じゃあ、発信器の壊し方に当てがあるというのも…」
レイ「俺は現物を見てる。実験もした。何年もかけて壊し方を突き止めた…壊せるよ。断言する。発信器は確実に無効化できる」
レイは言い切った…
本当に凄いな…6年間の全てをかけて用意した準備…
レイ「わかるか？今、お前らの目の前にいる俺は最強のカードだ。ママを内側から刺せるポジション。発信器を無効化する手段」
レイは本当に最強のカードだ…けれど、私はそれをも超えなければならない…
やばいなぁ…
レイ「──そして、全てではないがお前らが想像しうるよりはるかに多くの脱獄に必要な情報を持ってる…最強のカードなんだ」
6年前から準備してきた。レイも私もお互いに…ママにも誰にも気づかれないよう…
レイ「何も知らないコニーを騙して、リトルバーニーを奪い、ノーマンとエマを門へ行かせた…そうだ、ノーマンの言う通りで、Aも思ってる通り…全部、お前ら3人を殺させないためだよ…」
これで話は流れに戻るはずだ…
けど、その読みは外れることになる
レイ「…でも以外だったのは、
…そうレイは言う…ノーマンも
ノーマン「それは僕も思った…でもまあ、レイなら行動に納得も行くし、
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ウォル - 続編おめでとうございます！！ これからも続き楽しみにしてます(^^)v (2019年2月15日 21時) (
レス) id: cb201d08af (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 続編おめでとうございます！( 'ω' )これからも読んでいきます！更新頑張ってください(´∀｀) (2019年2月15日 21時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レノエ | 作成日時：2019年2月15日 21時
