6章 2人の内通者:8 ページ28
Side Ray
ノーマンとAという珍しい2人が喧嘩を勃発させた…
レイ「オイ…どうすんだよアイツ…」
ノーマン「……」
ノーマンは無言…
エマはなんも知らねえからいいけど…
多分、Aのことだから、ここにいなかったエマに当たり散らすことはしないだろうが…
あいつ変なところめんどくせえから明日から下手すれば話に参加すらしないかもしれねぇ…
ここで6年の計画潰されてたまるか!
ましてやAがいないなんて…
レイ「それに、あいつの言った通りだろ…スパイじゃないならこの嘘は残酷すぎる…ありもしない希望を与えるなよ!!…真実はいつどう言うんだ?Aの言った通り、面倒になるかもしれない…言えるのか?」
ノーマン「…まだ2人が情報源だって線もぬぐえないしね」
レイ「置いてくのか?Aのこと…」
ノーマン「……」
ノーマンはまた無言…意地っ張りなのは二人とも…か…
どうするべきか…
Side Ray 〜END〜
Side Norman
非常にマズイことになってしまった…
円滑に進めることが出来たのはよかったけれど、あそこでAが怒るなんて思わなかった…
…Aに先を読む力があることはレイだけじゃなくて、僕だって知ってる…
彼女の力が、僕達に役立つのも知ってる…
きっと、今回の『釘さしとくだけ』と言った言葉も先を読んでの助言だったのだろう…
面倒なことになっても知らない…ドンとギルダによって何かが起きるのだろうか…
早いところ、Aを戻すことを考えなければならない…
でも、僕の意地も、彼女の意地もそれを邪魔する…
ああ、どうしたらいいんだろう…
Side Norman 〜END〜
Side Me
ノーマンと対立してから、次の日を迎える…
やってしまった…けれど、私はギルダとドンが真実を知ったなら、協力する…身勝手なのは、虫がいいのはわかってる
でも、私なんかより、仲間同士の信頼と協力は比例してくるからとても大切になってくる…
お互いが対等に信じ合えてこそはじめてこの農園からの脱出は成功する
私は昨日からノーマンともエマとも会話を交わしてない…唯一言うならレイとはおはようを交わしたくらいかな…
エマとは対立してないけど気まずい…
ああー!!!どうしたらいいの!!!
もう待つしかないのかな…
そんなことをしつつ私はまた気配を消して作戦の聞き耳をたてとく…
ここ数日で気づいた…私は完全に気配を消せるようになったらしい…
まあ、それはママ以外に適用される…けどね
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ウォル - 続編おめでとうございます!! これからも続き楽しみにしてます(^^)v (2019年2月15日 21時) (レス) id: cb201d08af (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 続編おめでとうございます!( 'ω' )これからも読んでいきます!更新頑張ってください(´∀`) (2019年2月15日 21時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レノエ | 作成日時:2019年2月15日 21時