アサガオ

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龍友side


ちょ･･･ちょまてや。

あたまがおっつかれへん。


龍「どういうことや？」


『好きだったよ。龍くん。』


龍「やったら！･･･俺らやり直されへんかな。」


勇気振り絞ってそう言うと
泣きそうな顔をして、俺を見た。


『ごめんね･･･それは･･･できないっ』


龍「なんでや！？好きやってんやろ？
俺も好きやった！忘れられへんかってん！
せやからさっ！『私っ！･･･玲於くんと付き合うことになったの･･･。』･･･は？」

好きやってんて言うてやん。

なんで？


『玲於くんと付き合うのに、龍くんの事を好きだったらダメなんだよ。
今は玲於くんが好きなの。
だから、ちゃんと終わらせるために･･･来たの･･･。』


龍「俺のことは･･･もう好きやないか。」


『ごめん･･･なさい。』


龍「おれ、身勝手やな。

俺の勝手な都合でAのこと振ったのに
やり直せへんか。なんて。

身勝手すぎるな。」


『そんな事っ！･･･龍「玲於と幸せにな。」龍くん！』


お金を置いて
俺のことを呼ぶ彼女を置いて
店を出た。


龍「高望み･･･やったな。」


Prrrrrrrrrrrrrrrrr


ｶﾞﾁｬｯ


涼"龍友くん？どうしたの？"


龍「涼太。やけ酒。つきおうてくれへんか。」

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