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70夢*迎えた朝〜卓side〜 ページ30

外からの日差しを感じて目が覚めた。


腕の中では可愛い顔で眠るAの姿。


お互い何も身につけてない状態で寝ていることに気づき、昨日のことを思い出したらすっごい恥ずかしくなった。


照れ隠しに寝ているAのおでこにキスをすると、Aがモゾモゾと動いた。


A「ん…たく…?」

卓「ごめん、起こした?」

A「くすぐったい感じがしたから…もう起きる時間?」

卓「いや、まだ大丈夫。」

A「そっか。じゃあまだ一緒に居れるね。」


そう言ってギュッと抱きついてきたA。


頑張れ、俺の理性。


卓「あ、そう言えば…身体、しんどくない?」

A「大丈夫。たくが…優しくしてくれたから。」


そう言って顔を赤らめたA。


卓「朝からやめて?俺我慢出来んくなる。」

A「ごっ…ごめん/////。」

卓「嘘、冗談。でもキスはするかも。」

A「それなら…全然…。」

卓「じゃあ遠慮なく。」


そう言ってAにキスをした。


A「たく、私今までで今が1番幸せ。」

卓「ホント?」

A「ホント。人を好きになるってこんなに幸せな
事なんだなって…。」

卓「そう言って貰えて嬉しい。
これからも、たくさんそう思って貰えるようにするから。」

A「うん。ありがとう、たく。大好き。」

卓「はぁ…すぐそういう事言わんで…。」


恥ずかしいのを隠すため、さらにギュッと抱きしめた。


しばらくすると…


A「たく…?そろそろ服…着たいな。」

卓「あ、ごめんごめん…。」


そう言って俺はAから離れて、先に服を着た。


Aの服を集めて、Aに渡した。


卓「向こうおるけん、着替えたらおいで?」

A「うん、ありがとう!」


しばらくしてから、Aがやって来た。


卓「もう出る準備万端やね。」

A「うん、あんまり長居して他の人に見られるのもあれかなって…。」

卓「そんな事気にせんで良いのに…。」

A「あ、そうだ!遥輝さんに…ちょっとだけ
会ってもいい?」

卓「え?遥輝に?」

A「うん…誕生日のこと、卓に教えてくれたの遥輝さんでしょ?
ちゃんと、お礼がしたくて。」

卓「Aらしいっちゃね。
良かよ。陽平の部屋におるけん…一緒に行こか。」

A「ホント?ありがとう!」


こうして俺達は遥輝と陽平が居る部屋に向かった。

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作者名:あかねん | 作成日時:2018年9月22日 1時

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