夢の中のキミと2 (ページ28)

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68夢＊サプライズページ28

しばらくするとたくの部屋のある階に着いた。

卓「着いたよ。」

たくが鍵を開けてくれた。

卓「ん、先にどうぞ。」

そう言って先に部屋の中へ入れてくれた。

部屋の中に入って少し進むとそこには…。

A「え…嘘…！」

そこにはHappyBirthdayの風船や可愛い風船がたくさん飾られていた。

卓「遅くなってごめん。
A、お誕生日おめでとう。」

A「たく…なんで…？」

卓「ごめん、遥輝に言われて知った。
Aはちゃんと祝ってくれたのに…本当に
ごめん…。」

A「そんなの全然。
こうやって、素敵なサプライズしてくれただけで
充分私は幸せだよ、ありがとう！」

たくが頑張って風船を用意してくれたって考えただけで、すっごく嬉しかった。

卓「本当はちゃんとホテル予約して、素敵なご飯
一緒に食べて…ってしてあげたいんやけど…
急いだ結果こうなった…。」

A「全然いいの！
私の誕生日シーズン中だし、お祝いして貰えただけで本当に充分だから！
たく、忙しいのにありがとう。」

そう言ってそっとたくに抱きついた。

すると、たくも優しく抱きしめてくれた。

卓「A、プレゼント、渡してもいい？」

A「え？プレゼントもあるの？」

すると、たくは私から離れて小さな可愛い箱を渡してくれた。

A「開けてもいい？」

卓「うん。開けてみて。」

小さな箱を開けると、そこには可愛いらしい小さなハートのついたネックレスが。

A「すっごく可愛い…！」

卓「束縛アイテムやからちょっと迷ったんやけど…
でも、Aいつもアクセサリー付けとるし、
初めてこれ見た時にAに似合いそう！って
思ったんよ。」

A「そうやって選んでくれたの嬉しい。
たく、付けてもいい？」

卓「ん、良かよ。
俺が付けてあげる。」

そう言ってたくが後ろに回り、ネックレスを付けてくれた。

そのまま2人で鏡の前に移動した。

卓「うん。むっちゃ似合っとるよ。」

A「すっごく可愛い！
たく、素敵なプレゼントありがとう！」

卓「喜んでもらえて良かった。」

まさかのたくからの素敵なサプライズ。

今までの仕事の疲れが吹っ飛ぶぐらい、すっごくすっごく幸せ。