【AU】どうも、自己中です♡

どうも、ケチャニキの鎖骨に吸い付く女です______！！ ページ13

『ぁ"…お"ォ"…ヴ…ォ"…』

ｹﾁｬ｢おー、落ち着け。くさったしたいみたいになってんぞ｣

ケチャニキがトントン、と、私の肩を優しく叩く。
これは襲えの合図だよね？あっやべ鼻血出てきt

『ﾌｯ……』ﾊﾞﾀｯ

ｹﾁｬ｢おーい、どうした、急に倒れ込んで……
…おい？おーい……ダメだ息してねぇ！！！｣

最期に聞こえたのは、そんなケチャニキの焦った声だった…
goodbyeforever______！！






？｢おら起きろ。｣

バシャ、という音とともに、額に何かを掛けられる。え？冷たｯは？正気？？正気？？？？

『ﾌﾞﾍﾗｯｯｯおんどれ何してくれとんねんおォ？！やんのかコラ！！！』

ｻｲ｢…やっと起きたか？｣

目を開けると、ニヤついた顔でこちらを覗き込んでくるサイエンスがドアップで映る。私がガンを飛ばしていた相手はサイエンスだったらしい。てへぺろ。

『お前顔近いな？？【規制音】すんぞマジで』

ｻｲ｢おー、怖い怖い、ま、その状態じゃ俺を襲うなんてできねぇだろうがな？｣

その状態？私は改めて自分の体を見る。ベッドに寝転んでいる状態で、手足は拘束具のようなものに縛られていた。やめろよM魂が騒ぐだろｯ！！

と、いう不審者のような心の声は胸の奥にしまい、またサイエンスにガンを飛ばす。

『テｯメ私をナメるなよ！！私はケチャニキの鎖骨に吸い付く女だぞｯｯｯ』

ｻｲ｢なんだそれ怖｣

若干引き気味…いや、これは普通に引いて…いやガチ引きされてるわコレ。
私は引き気味のサイエンスを見つめながら、脱出する方法を考える。

よく分からない状況だが、サイエンスが未だ洗脳されている状態だったら、私の命が危険だ。それにケチャニキもいない。万が一ケチャニキに何かあったら…と、そこで考えるのをやめる。

思考に時間を使いすぎるな、私は行動タイプだ。自然に、どうにかしてこの拘束具を外させなければ。サイエンスは体力も筋力もクソザコナメクジだ。これさえ外してもらえば、あとは簡単に______

『…サイエンス、あてくしお花を摘みに行きたくってよ…』

ｻｲ｢あー、トイレな。了解。｣

『お前さぁ…せっかく私が包み隠したのにさぁ…』

私が愚痴っている間に、サイエンスは手際良く拘束具を外していく。よし、あとはサイエンス振り切って逃げるだけ…

心の中でガッツポーズを決めていると、サイエンスに腕を掴まれた。即座に振り払って逃げようとするが、体に力が入らない。私はふらっと、地面に倒れ込んだ。



…いや、は？

相棒に溶液______？！！→←おおおお知らせｯですｯｯｯｯｯｯ…お気に入り目標達成しちゃったびっくりドンキー…

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