ー58ー ページ10
鬼狩りを終えた後、屋敷に戻り着物に着替える。
すると
猗窩座｢怪我をしたのか？｣
と、猗窩座がいつもの如く現れる。
A｢あ、うん。でも平気だ。少し切っただけだ｣
薬を切った部分に塗りつけて上から包帯を巻く。
よしっと…。
手当を終えて猗窩座を振り返る。
猗窩座｢A、こっちに来てくれ｣
A｢？ああ｣
猗窩座の方に行くと
A｢はっ、えっ？｣
猗窩座は私を横抱きにする。
え、どういうことだ？
猗窩座｢捕まっておけ｣
A｢え、ああ｣
訳が分からないまま言われた通り猗窩座の首元に腕を回す。
すると猗窩座は私を抱いたまま塀に飛び乗りそのまま屋根の上に飛び乗った。
A｢えっと…どういうこと…だ…？｣
混乱していると猗窩座は
猗窩座｢上を見ろ｣
と、言った。
そして見上げると
A｢…！わっ…！｣
そこには無数の星がキラキラと輝いていた。
A｢すごい…！猗窩座、すごいな！｣
猗窩座｢そうだな｣
フッと笑う猗窩座は私をそっと屋根の上に降ろしてくれる。
ホントに綺麗…！
そう言えば、人は亡くなったら星になるんだって兄上が言っていたな…。
母上も父上も兄上も、みんなここにいるのか…？
そっと手を伸ばせば…
掴めそう。
ズルっ
A｢あっ｣
猗窩座｢危ないっ｣
星に手を伸ばし空をみているとズルっと落ちそうになる。
バッと私を抱きかかえてくれた猗窩座にドキンと胸が高鳴る。
A｢ごめ…あ、ありがと…｣
猗窩座｢大丈夫か？お前は今足を怪我しているんだ。
気をつけろ｣
そう言って後ろからそっと抱きしめてくれる猗窩座の体温が伝わってきて
じわっと顔が火照る。
A｢うん…｣
ドキンドキンと高鳴る胸の音は止めようと思っても止められない。
その後は黙って暫くの間2人で星を見上げた。
その間も抱きしめてくれる猗窩座の体温が暖かくて
すごく心地よかった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキー漢字
岩
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 163人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななや(プロフ) - うさぎもちさん» ありがとうございます！更新頑張りますね♪ (2022年3月2日 17時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎもち - 続編おめでとうございます〜！大好きです！楽しみにしています！ (2022年3月2日 15時) (レス) @page1 id: 3d47e5a306 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななや | 作成日時：2022年3月2日 15時
