流れ星のようにキミは。 (ページ48)

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夏祭りについてページ48

A｢ご馳走様でしたー｣

晩御飯を食べ終えてソファーに座り食休みをとる。

はー、ちょっと休憩してから勉強しよ←フラグ

母｢そう言えばテスト明けたら夏祭りあるのよね？｣

A｢ん？そーだけど。夏休み入ったらね｣

母｢誰と行くの？しのぶちゃん？｣

A｢え、あー…｣

猗窩座と行くんだけどそんなこと言ったら色々聞かれそうだしなぁ…。

でもしのぶとかは多分カナエ先生とかと行くと思うし…。

A｢いや、他の友達｣

母｢あら、そーなの？猗窩座くんとか？｣

A｢！なーんで…わかったの？｣

母｢え、やっぱりそーなの!?｣

A｢あ、騙した!?｣

母｢あらいいじゃない？可愛い浴衣着ていかないと
ね〜！｣

なぜ母がノリノリなのか分からない…。

A｢えー、いいよ。普通に私服で｣

母｢えー！せっかくなんだから着ていきなさいよ〜？
しのぶちゃんとか蜜璃ちゃんに選んでもらいな？｣

A｢そもそも私…浴衣なんて似合うかどうか…｣

母｢着てみないと分からないわよ！購入資金は出しま
す。可愛いのを買ってきなさい｣

こうなるとお母さん頑固だからなぁ…。

A｢はいはーい、わかったよー｣

これ以上話が続いても大変なのでスマホを持って部屋に上がる。

ベッドに座って私は恋雪のトーク画面を開いた。

恋雪も多分狛治と行くだろうし…浴衣で行くか聞いてみよ！

A“恋雪、夏祭りって狛治と行く？”

そう送ると既読がついて返信が来る。

恋雪“はい！狛治さんと行きます”

A“その時、浴衣着る？”

恋雪“毎年着てます！狛治さんもそうですので！”

そーなんだ！狛治も浴衣着るんだ。

恋雪“猗窩座さんも着ると思いますよ”

A“そっか！ありがとう”

なんか恋雪には色々伝わっちゃってるなぁ…恥ずい。

猗窩座の浴衣姿かぁ。

動きにくい、暑苦しい、とか言って脱ぎ始めたら笑うよなぁ。

猗窩座が着てくるなら私も頑張って可愛いの選ぼう。

さっそくネットで浴衣を色々調べ始めたら結局フラグ回収した。