ー友達ー ページ19
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「明日、友達と遊んでもいいですか?」
遊んでいた時に唐突に言われた言葉に数秒の間固まるが意味が分かり少しの間考える。優しい笑顔をで質問をした。
『…友達って何人?女の子?男の子?』
「ええと、男の子が二人です」
『……俺もついて行っていいかな』
「!、かなたさんもきてくれるんですか?」
『うん、どんな友達か会ってみたいしね』
Aは嬉しそうだが俺の行動には理由がある。そう、男の子を見るためだ。ウチのAと遊ぶんだからあんまり乱暴な子は嫌だし…
「……うわぁ、そらるさん。こわ」
『黙りなさい』
俺とAの会話を聞いていたまふが若干引いた感じでそう呟いた。
「親バカだ…」と呟いたまふを無視してカレンダーの日付に丸をした。
−−−−−−−−−−
『_____なんでまふも来てんの』
「…だって、心配だったんだもん」
膨れっ面で俺の視線から逃げるようにそっぽを向いたまふをジト目で見つめる。
もんとかお前が使っても可愛くないと言うと知ってますよ、と返された。
『…そろそろ、来る頃かな』
「……ぁ、坂田くん!茜羅くん!!」
Aが手を振った先には1年生と言われたら納得出来る身長の2人組、だが、その後ろには多分大人であろう身長の2人組が立っていた。
「……あ、Aちゃん!!」
「遊ぼーー!!」
「うん!!…ぁ、こ、こんにちは」
「…こんにちはー」
「いつも遊んでくれてありがとうね」
俺は目を見開いた、そこに立っていたのはうらたくんと志麻くんだったから
「そらるさん!?」
「もしかして、例の子って。この子達?」
『……なるほど』
「ぇ、いや、どうゆうことですか??」
未だに理解出来てないまふと志麻くんを俺とうらたくんで状況説明する、理由が分かったのか二人は驚いていた。
「…ほへー、そんなことあるんや」
「ど、同感です。凄い偶然ですね」
『最初は驚くよね』
ずっと話し込んでいる俺達に待ちきれなくなったのかうらたくんの袖を赤いズボンの男の子が引っ張った。
「ねぇねぇ、うらさん。もう遊んでええよね?」
「ぇ、あ…外ではお父さんって呼んでっつったろ?」
「むぅ、うらさんはうらさんやもん」
「それは…まぁいいや、好きなだけ遊んでこい」
「やったー!!せんちゃん、Aちゃん遊ぼ!!」
「うん、遊ぶ!」
「んー、何で遊ぶ?」
「えっとねー」
楽しそうに話し出す子供たちを優しい笑顔で見つめる俺達、和やかな雰囲気が流れた。
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夜桜(プロフ) - 犬坂さん» わぁぁ!!犬坂ぁぁ!ボードでお話あんましてなかったから久しぶりー!!コメント嬉しい!!!覚えてるに決まってるよ!!!おしゃべりめちゃ楽しかったもん!!!リクエストマジありがとう!!もちのろんで書かせて頂くぜ!!!! (2019年6月30日 19時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
犬坂(プロフ) - まふくん可愛いwあ、お久しぶり!犬坂だお、覚えているかい?あと。リクエストで、『夢主ちゃん迷子になってほすぃー』 (2019年6月30日 19時) (レス) id: 6b5e6236e0 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - そると。さん» 私も素晴らしいリクエスト頂けて嬉しいです!!!そると。さんに感謝しかないです!!コメントありがとうございます!! (2019年6月28日 22時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
そると。(プロフ) - こんなに早く書いていただけて嬉しいですー!楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年6月28日 22時) (レス) id: 86f42cc0f3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - まろまろさん» ぁ、まだ数話続きます!!ありがとうなんて、私の方こそリクエスト有難いので、マジ感謝なんですよ!!!本当にありがとうございます!! (2019年6月21日 20時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜 | 作成日時:2019年3月3日 17時