第22話早く君に会いたいbyオズ ページ22
小南と買い物を終えた日の夜
自分の部屋
(人1)「はぁー、疲れた……」
ボフッとベッドに倒れる。
それにしても……、昼間のあのクナイはなんだったんだろう?
明らかにわたしに向かって投げられたよね……
。
一体誰が投げたんだろう?
分かるわけないよね……。
(人1)「ふわあ……なんか眠たくなってきた」
明日は任務があるから、早く寝よう……。
◇◇◇
夢の中
(人1)『ん……?あれ、ここは……?』
見渡す限り、真っ暗な空間。
足元は水面で、波紋が広がっている。
(人1)『え……なにこれ……!?』
目の前には巨大な檻があって、その中には鎖に繋がれた巨大な紅い瞳の"なにか"がわたしを見つめていた。
11尾〈…………〉
巨大な"なにか"を前にして唖然とし、絶句するわたしを紅い瞳は、真っ直ぐに見つめる。
(人2)「やっぱり記憶は欠けてるんだな」
背後から静かな声が聞こえて振り返る。
(人1)『え……』
冷めた眼差しでわたしの背後に立っていたのはもう一人の自分だった。
(人2)「まあいい……"あの出来事"はお前に相当なショックを与えた。……忘れていた方が効率はいいが……」
(人1)『"あの出来事"……?』
(人2)「……今はまだ知らなくていい。それより、アレ見えるよな?」
(人2)が指差すのは"なにか"____
(人1)『う、うん……』
(人2)「あれは、11尾。お前の中に眠る尾獣で……お前がもう一人の自分と称するオレの真の姿だ」
(人1)『え……!?』
もう一人のわたしが尾獣……!?
(人2)「とりあえず、お前の意識を夢の中に飛ばした。時間はゆっくりあるから、話すぞ」
(人2)は目を伏せた。
(人2)「近々、奴らが動き始めている。奴らの狙いはオレ……11尾だ」
(人1)『……!』
(人2)「今朝、暁のメンバーの一人としがない
里に行ったとき、クナイがこちらに向かって投げられた。……あれはオレを狙う奴らの一人が投げたんだ」
(人1)『……』
(人2)「あいつらはどんな手段を使ってでも、オレを手に入れたがっている。これから顔を合わせる機会も少なからずあるだろう……」
(人2)は(人1)を真っ直ぐに見た。
(人2)「奴らを倒さなきゃ、100年前の惨劇の二の舞になる。だから、(人1)……」
(人1)は目を見開く。
(人2)「正式にオレの、尾獣の力を受け入れろ。多少身体に負担はかかるが……本来の力を出せないよりはマシだ」
尾獣の力を受け入れる……?
でもわたしは……。
第23話シリアスな話が多くなって気がする……byペイン→←第21話ときには振り返ることも大事だが……by角都
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おりん0202 - 初めまして!見ていてとっても面白いです!あのよかったら友達になりませんか? (2015年1月6日 7時) (レス) id: 56761dc035 (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - 楽しみです。 (2013年10月13日 20時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - ほんとですか!?更新頑張ります (2013年10月13日 17時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - わくわくしてますー (2013年10月13日 13時) (レス) id: a4068e100d (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - コメントありがとうございます^^ (2013年10月13日 13時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルナ | 作成日時:2013年8月14日 23時