第2章 - 16話 ページ27
「あまり無理せずにね、今日と明日でゆっくり休むように。」
白衣を着た若い養護教諭が、椅子に座ったままこちらを見て、そう言った。
私はゆっくりと頷き、口を開ける。
「そうします。ありがとうございました。」
ドアを開けて廊下へ踏み出す。
振り返って一礼し、ドアを閉め、寮に戻るべく足を進めた。
窓の外では、空が赤紫色に輝いている。
今日は雨が降ったのだろう、静かな小雨が訪れた跡が窓ガラスを伝う。
私は夕焼けの光を反射する廊下を一人で歩いた。
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零落*・reira(プロフ) - カルタさん» ありがとうございます!そう言っていただけるととても励みになります…! (2020年2月16日 15時) (レス) id: 5e63a1d1e7 (このIDを非表示/違反報告)
カルタ(プロフ) - めっっっちゃ面白いです!合格おめでとうございます!更新楽しみにしています! (2020年2月16日 14時) (レス) id: 132cc7b19e (このIDを非表示/違反報告)
白餡(プロフ) - パパっと読んでみましたが、描写も結構きっちりとしていて面白かったです。更新頑張ってください (2019年2月16日 23時) (レス) id: 81568ffd32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零落 | 作成日時:2019年2月14日 23時