episode#3 ページ8
「好きです…」
「…は?」
「俺と結婚してくださいぃ…」
「は、え…はぁ?!」
本当に何なんだコイツは!?
好き?結婚?…って言ってたよな?
さっきのが怖すぎて頭イカれちまったのか???
そうだきっとそうだ!!
貞○奪われそうなときに俺が助けてやったから!!
これは言葉のあや?って奴だ!
きっと都会人ジョークなんだなっ!?←
「あの…ずっとずっと、見てました…」
「え…」
「鵜来森…Aくん…」
「なんで、名前…」
「これは夢…?俺は今、Aくんに抱き締められて…」
「…」
「いやでも、Aくんの匂いするし…」
「おいやめろ、嗅ぐな」
「はぁぁぁ…幸せだ…夢なら覚めるな意地でも起きんぞ俺は」
「夢じゃねーしいい加減離れろ!」
「夢じゃない?…生Aくん?」
「生つけんな」
何なんだよこのおっさん!!
何で俺のこと知ってるんだよ!?
そもそも何で逆に俺が危ない状況に陥ってるんだ!!
「いつもいつも、カウンター越しかレンズ越しでしかAくんを見れなかったのに今は…えへへ」
「ヒッ…」
レンズ越しってなんだっ!!カウンター?コンビニの常連なのか…?
…あっ!!思い出したぞ…
「か、観音坂…サン?」
「っ!!Aくん、俺のこと覚えてくれたの…?」
「そ、そりゃまぁ…いつも来てくれてるし…その社員証に名前書いてあるんで…」
「はぁぁ…Aくんの記憶に、俺がいる…」
「あんたなんなンスカ!!何が目的なんだ!!」
「目的…?」
そうだ!こんなことするのも、きっとなにか目的があるに違いない。
お金か?昔つるんでたやつらの差し金か!?
すると、俺が思ってたものとは違う目的が男の口から発せられる。
「俺と付き合って、Aくん…」
「は…だから!!」
「独歩って…呼んで?」
「は…?」
「付き合って呼んでくれなきゃ、俺はAくんを殺して俺も死ぬ…」
「しっ…!?」
「なぁ、呼んでよ…Aくん…」
「…独歩、サン…」
「っ!!Aくん…!!」
俺も大好き…!と恍惚とした表情で話す観音坂…独歩サンはとても異常だと思った。
誰か…誰かこんなときの対処法、教えてくれ…!!!!
俺はこの時初めて泣きそうになった。
‐‐‐‐‐
ちょっと(じゃない)狂ってるくらい愛されるのが好き。
このあとAくんは独歩くんの一途さに絆されるといいよ!(にっこり)
180人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あかねっこ(プロフ) - たかのりさん» 私の代わりに教えて下さりありがとうございます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - カリーチェさん» リクエストありがとうございます!!攻め主でいいんですよね?ご期待に添えられるか分かりませんが書かせていただきます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - 男主くん攻めをお願いします! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - すいません!間違えました! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - カリーチェさん» 男主攻め固定ですよ……? (2018年11月1日 15時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あかねっこ | 作成日時:2018年10月14日 9時