検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:130,317 hit

episode#2 ページ36

「あ!おーいAー!!」

「あ、乱数…」

「「飴村乱数っ!?」」



とある休日、可愛い二郎と三郎とで、お買い物デート(買い出し)をするため外に出ていたら乱数に会った。
通話で声はよく聞いているが顔を見たのは久しぶりだ。



「おっひさー♪元気してた?」

「おお、超元気!乱数はどうだ?」

「ウルトラスーパー元気だよ♪…あっ!後ろの子達は弟くんだね!!やっと会えたんだー♪」


そう言って乱数は俺の腕を胸に抱き弟たちを見る。


「こんのチビッ!!俺のにいちゃんの腕を気安く触りやがってっ…!!」

「このっ…僕でさえまだそんなに触れないのに!!僕のAにいから離れろ飴村乱数!!」

「あははっ!前に会ったときも思ったけど、やっぱ超うるさーい♪」


そう言って弟たちをおちょくる乱数。
相変わらず楽しそうだなぁ


「こんなガキが可愛いなんて、A病気なんじゃない?」

「なに言ってんだ乱数、360度どっからどう見ても可愛いだろ?」

「「に、にいちゃんっ!!」」

「さすがだね!Aお兄ちゃんっ♪」

「「あ“ぁんっ!?」」



いい感じに落ち着いたと思ったのに、また何か弟たちの地雷を踏んだらしい。
今度はなんだ?


「にいちゃんのことお兄ちゃんって呼ぶんじゃねぇよっ!!」

「Aにいは僕たちのお兄ちゃんだ!!」


そう言って声を張り上げる我が弟。
あー、そゆこと…


「はぁ…俺の弟マジぐうかわ」

「うわぁ…ここまで来ると俺でも引くわぁ…」

「ここでまさかの雄乱数ボイス…ガチじゃんやめろよ可愛いだろ?」

「知り合いのおねーさんに腕のいい医者がいるんだけど…」

「ごめんなさい間に合ってます」

「あはっ♪それじゃあ時間だから僕はもう行くね!!ばいばーい!!」

「じゃあな乱数!!」


そう言って乱数に手を振り返すと、後ろから右手の裾を数回引っ張られる。


「に、にいちゃん…あのチビとどういう関係なんだよ…」

「Aにい…」


二人は不安げに此方を見上げている。
その上目使い…狙ってる?


「乱数はただの友人だよ、そんな顔するなって二人とも!」

「でも、スゲー仲良かった…」

「抱きついてた…」

「ん“ん…」


もう本当に可愛い…
今のヒプノシスマイクより精神干渉のダメージ大きいよ?
お兄ちゃんをクランケにしたいのかな?


「…手、繋いで帰ろっか?」

「「本当にっ!?」」

「ああ、その代わり一郎には内緒だぞ?」

「「わかったっ!!」」


弟たちは輝かしい笑顔を向ける。
はぁ、今日も弟が可愛すぎてツラい…





episode#3→←episode#1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
180人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あかねっこ(プロフ) - たかのりさん» 私の代わりに教えて下さりありがとうございます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - カリーチェさん» リクエストありがとうございます!!攻め主でいいんですよね?ご期待に添えられるか分かりませんが書かせていただきます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - 男主くん攻めをお願いします! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - すいません!間違えました! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - カリーチェさん» 男主攻め固定ですよ……? (2018年11月1日 15時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あかねっこ | 作成日時:2018年10月14日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。