episode#2 ページ36
「あ!おーいAー!!」
「あ、乱数…」
「「飴村乱数っ!?」」
とある休日、可愛い二郎と三郎とで、お買い物デート(買い出し)をするため外に出ていたら乱数に会った。
通話で声はよく聞いているが顔を見たのは久しぶりだ。
「おっひさー♪元気してた?」
「おお、超元気!乱数はどうだ?」
「ウルトラスーパー元気だよ♪…あっ!後ろの子達は弟くんだね!!やっと会えたんだー♪」
そう言って乱数は俺の腕を胸に抱き弟たちを見る。
「こんのチビッ!!俺のにいちゃんの腕を気安く触りやがってっ…!!」
「このっ…僕でさえまだそんなに触れないのに!!僕のAにいから離れろ飴村乱数!!」
「あははっ!前に会ったときも思ったけど、やっぱ超うるさーい♪」
そう言って弟たちをおちょくる乱数。
相変わらず楽しそうだなぁ
「こんなガキが可愛いなんて、A病気なんじゃない?」
「なに言ってんだ乱数、360度どっからどう見ても可愛いだろ?」
「「に、にいちゃんっ!!」」
「さすがだね!Aお兄ちゃんっ♪」
「「あ“ぁんっ!?」」
いい感じに落ち着いたと思ったのに、また何か弟たちの地雷を踏んだらしい。
今度はなんだ?
「にいちゃんのことお兄ちゃんって呼ぶんじゃねぇよっ!!」
「Aにいは僕たちのお兄ちゃんだ!!」
そう言って声を張り上げる我が弟。
あー、そゆこと…
「はぁ…俺の弟マジぐうかわ」
「うわぁ…ここまで来ると俺でも引くわぁ…」
「ここでまさかの雄乱数ボイス…ガチじゃんやめろよ可愛いだろ?」
「知り合いのおねーさんに腕のいい医者がいるんだけど…」
「ごめんなさい間に合ってます」
「あはっ♪それじゃあ時間だから僕はもう行くね!!ばいばーい!!」
「じゃあな乱数!!」
そう言って乱数に手を振り返すと、後ろから右手の裾を数回引っ張られる。
「に、にいちゃん…あのチビとどういう関係なんだよ…」
「Aにい…」
二人は不安げに此方を見上げている。
その上目使い…狙ってる?
「乱数はただの友人だよ、そんな顔するなって二人とも!」
「でも、スゲー仲良かった…」
「抱きついてた…」
「ん“ん…」
もう本当に可愛い…
今のヒプノシスマイクより精神干渉のダメージ大きいよ?
お兄ちゃんをクランケにしたいのかな?
「…手、繋いで帰ろっか?」
「「本当にっ!?」」
「ああ、その代わり一郎には内緒だぞ?」
「「わかったっ!!」」
弟たちは輝かしい笑顔を向ける。
はぁ、今日も弟が可愛すぎてツラい…
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あかねっこ(プロフ) - たかのりさん» 私の代わりに教えて下さりありがとうございます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - カリーチェさん» リクエストありがとうございます!!攻め主でいいんですよね?ご期待に添えられるか分かりませんが書かせていただきます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - 男主くん攻めをお願いします! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - すいません!間違えました! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - カリーチェさん» 男主攻め固定ですよ……? (2018年11月1日 15時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかねっこ | 作成日時:2018年10月14日 9時