episode#1 ページ14
ふにっ
そんな感触を背中で感じ、目を覚ます。
「ﾝﾝｯ…今、何時…ん?」
「ｽｩ…ｽｩ…」
「はぁ…またか…」
ベッドから出ようとすると、自分の腹に誰かの腕がガッチリホールドしていることに気づく。
背中にぴっとりとくっつき気持ち良さそうに寝息をたてている奴は一体誰なのだろうか…
そう思いそっとその腕をはずし後ろを見る。
「ﾝﾝ…A…」
「帝統…またかよ…」
いつもいつも、戸締まりはちゃんとしてるつもり何だけど…どうしてこういつも破られるのだろう?
しかも帝統に限ったことじゃないし…
家に勝手に侵入されることに慣れてしまった自分に嫌気がさす。
もっと玄関セキュリティの強化をしなくては…
そう思いながら俺は顔を洗うために洗面台に向かう。
‐‐‐
「ﾌｩ…スッキリした!えーと今日の依頼は…ｹﾞｯ…」
顔を洗い歯も磨いてスッキリしたのだが、スマホに写る今日の依頼リストを見てテンションが下がる。
4ディビジョン全部とか…俺を殺す気か!!
そう思っているとき、後ろから声がした。
「A〜メシまだなのかよ…?」
「帝統…お前はなぁ…って……」
ﾊﾞﾀﾝｯ
「あっ!Aなに落としてんだよ…スマホ壊れんだろ?」
「ﾊｯ…!?いやおまっ!!そ、それっ…」
「んだよ?」
後ろを振り返った先にいた人物に目が点になる。
いつもと違う少し高い声…
いつもと違う少し低くなった身長…
そして何より…
「お、おっぱ…!!!!」
「はぁ?んだよ触りてぇのか?朝からお盛んだなぁ…?」
「ちちち違う!!!おいこらニヤニヤすんなこっちくんな!!!!」
完全に…かんっぜんに女の子だ!!!
しかもあれが
大きいっ!!!←
俺の知ってる帝統は男だったよな?
…まさかこれは違法マイクの仕業か?
いやだったら何でこいつはこんなに落ち着いてるんだ!?!?
「おーいA!…ホントにどうしちまったんだよ?具合でもわりぃのか?」
「ﾋｯ…!」
帝統が俺に近づき上目遣いで俺を心配そうに見つめる。
そして嫌でも目につく目下の谷間…
何でこいつはこんなに薄着何だよ!!
タンクトップ一枚は色々ヤバいって!!!
「おま、服着ろよ!!!」
「わっぷっ!!何すんだよ!!」
「お前、今は女の子だろ!!もっと危機感を持てよ!!」
「こんなの今更見慣れてんだろ?本当にどうしちまったんだよ…」
そういわれ俺は、言葉につまった。
まさか…そんな事って…?
今日一日のスケジュールを思いだし頭を抱える。
‐
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あかねっこ(プロフ) - たかのりさん» 私の代わりに教えて下さりありがとうございます!! (2018年11月3日 16時) (
レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - カリーチェさん» リクエストありがとうございます!!攻め主でいいんですよね?ご期待に添えられるか分かりませんが書かせていただきます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - 男主くん攻めをお願いします！ (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - すいません！間違えました！ (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - カリーチェさん» 男主攻め固定ですよ……？ (2018年11月1日 15時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかねっこ | 作成日時：2018年10月14日 9時
