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小さくなって16日目 ページ16

ピピピッピピピッピピィ(ダァァン!!!





目覚まし時計のアラームが鳴り
うるさいと思ったからいきよい付けて手を下ろしたら結構強く押してしまったようだ


目を覚ますとすっかりもう朝
今日から学校か
転校生として私はちゃんとやっていけるだろうか

いそいそとベットから抜けて昨日買ってもらったばかりの新品の服を着る

ほとんど昴さんが選んだものだからセンスはかなりいいと思う
私の趣味と合ってる何で私がパーカー系の服が好きってわかったんだろう


たまーにあるんだよねどうして貴方は私が教えてないはずの事を知ってるんだろうって思う事あのボウヤにも伝えてない事も
まぁそんなことは後で解決すればいいか
ミステリアスな男性良い、好物好物



下に降りると既に昴さんは起きており朝食を作り終わっていたらしく
エプロンを付けたままコーヒーを飲み本を読んでいた
朝の読書っていいですよねー


「おはようございますAさん」

『おはようです昴さん朝早いですねー』

「いえ7:10分なので早くありませんよ」


寝ぼけながらも用意されていた朝食を口にする
全てを食べ終わると見計らっていたのか昴さんに名前を呼ばれ先に洗面所に行くように言われた

洗面所に行く理由?
それは顔を洗うとかもそうだけど一番の目的は変装だよ変装

いくら私でも変装しながらは寝てないよ
ちゃんとウィッグをとカラコン取って寝てますから
じゃないと目がイタイイタイになりますからね


だから今からこの長い髪をグニュグニュチュロチュロしてウィッグの中にしまい
ショートの完成だ

本当は私が全部一人でやるべきなんだけど


『昴さんやっぱり私が「私がやりたいのでやらしてくださいダメですか」...い、いいですよ』


やらせてもらえなかった
鏡越しで見える昴さんの顔が子犬のような顔をして私に言うもんだからyesしか言えないんだよ
朝からそんな可愛い顔しないでくださいよー


「出来上がりましたよ」

『ありがとうございます』


何度見てもすごい別人だ
子供の頃から見てきていた自分の外見が変わると
どうにも違和感が凄い
少しずつ慣れていくしかないよな

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ローズマリア - ファイトです!!!!!!!!!!!!!! (2020年9月28日 22時) (レス) id: 4001d860f3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年12月22日 23時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒狐玲 | 作成日時:2019年10月23日 4時

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