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どんどん高校生たちは私たちへと距離を詰めてくる
私はキッと奴らを睨みつけた
あの時の不良を思い出す
｢…なに？お兄さんら 観光が目的っぽくないんだけど｣
睨みをきかせるカルマ
しかし相手はそれに怯む気はなかった
｢男に用はねぇ、女おいておうちに帰んな｣
その言葉を言い終わるより先にカルマが先手を打った
｢カルマくん！｣
渚くんが心配そうにカルマを呼び止める
業｢大丈夫だよ渚くん こんな人気のないところで喧嘩してもバレやしない｣
そう薄ら笑いをうかべたカルマ
そうは言ってもやはり怖くて体が固まりそうだった
このままじゃあ前の私と同じだ
そう思い動こうとした瞬間だった
後ろから脅威的ななにかに捕まえられて動けなくなっていた
｢ちょっ…離して！！｣
｢Aっ！！！…がはっ…｣
私に手を伸ばした瞬間
カルマは背後から忍び寄る奴らに気づかず気を失ってしまった
｢カルマっ…！！！渚くん！！みんな！！！…うぐっ…｣
そう言葉を言い残すと
私の意識はとだえた
〜カルマside〜
俺が目を覚ますとAは居なくなっていた
｢Aは！？！｣
そうみんなに聞くと
｢連れてかれた…茅野も神崎さんも…｣
渚くんが弱々しい声を上げる
くそっ…！！！！
連れてかれてしまった…最悪だ
｢ごめんなさい…私思いっきり隠れてました…｣
奥田さんが電柱に身を隠したまま俺たちを見つめた
｢それが正しいよ…あいつら犯罪慣れしてる 通報してもすぐは解決しないだろうね｣
｢ていうか、俺に直接処刑させて欲しいんだけど｣
俺の怒りの沸点はとうに超えている
ぱっと道を見るとAのリップクリームが落ちていた
多分…連れ去られる前にもがこうとしたのだろう
その姿があの時のAと重なる
悔しくてそのリップをぎゅっと握りしめると
｢これ…！！！！｣
突然渚くんがデカすぎるしおりのページをさして言った
この時ばかりは殺せんせーに感謝を述べたくなった
反撃の開始の合図が俺の頭に鳴り響く
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みづき(プロフ) - 猪口玉理さん» 感想ありがとうこざいます！！初心者でまだまだ未熟ですが頑張ります！！ (2020年3月31日 18時) (
レス) id: baa518ef73 (このIDを非表示/違反報告)
猪口玉理(プロフ) - はじめまして！ チョコダマリと言います。家庭教師ヒットマンREBORN!の作品を書いております。1ページ読んで面白いと思いました！ これからも頑張ってください！ (2020年3月29日 15時) (レス) id: 737d873cb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みづき | 作成日時：2020年3月10日 15時
