【ハイキュー！！】隣のクラスの赤葦さん。 (ページ15)

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『木兎！！決定率下がってる！』

木「うっ…」

赤「姉さんの言う通りです。木兎さん今日はもうやめますか？」

木「あと、20もってこ～い！！！」

『はい、終了～。』

木「はあああ！？まだまだだろ！？」

『あんたの決定率も下がってる上に弟をこれ以上スタミナお化けに付き合わせられませーん。はーい、ストレッチ～』

ぶーたれながら、京冶とストレッチを始める木兎。

木「…なあ、あんなにバレー楽しそうにやるのになんで女バレいかなかったんだろーな？」

赤「純粋に支える側に回りたかったらしいですよ。将来、そういう仕事がしたいって言ってますからね。」

バシッ！！！

木「………………なあ、俺より体力お化けじゃね……………？」

赤「…………………中学の時も同じような事言ってましたよね、木兎さん。」

『(やっぱり、少しだけ精度さがったな…そりゃそうか。マネージャーだしな…うーん……)』

木「A～、もう終わったかあ？？」

『あ！うん！帰ろっか！！』

今日の事をマネノートに書き終え、木兎と京冶と一緒に帰る。これが中学からの日課。

『木兎～、明日の古典の小テスト大丈夫？あと、数学も明日当たるから気をつけなさいよ』

木「うを、まじか！分かった！寝ない！！」

赤「いや、寝ないのは当たり前じゃないですか…って言っても無駄か…」

『あはは……』

．

そんじゃあなあ！！！と、木兎と別れ京冶と2人で帰路を歩く。

『卒業シーズンの前にバレンタインかあ～』

赤「今年もやってくるのか…」

『おっ、モテる男は違うね～言うことがっ！木葉なんてかおりんから貰えなかったら遺書託すとか言ってくるんだけど、どうしよ？』

赤「あー、部員用じゃなくてってこと？」

『そゆことっ』

赤「部員用だけでも有難いと思ったらいいんじゃないの…姉さんたち大変そうだもん…」

『まあ、大変だけどね…あ、やべ忘れてた…』

赤「ん？………あー…そっか。」

『そう。アイツもうるさいんだった。』

中学からの知り合い。

他校のバレー部。

そして、次期主将になると思われる男。

そのプレーはとてもしなやか。

そして、粘り強い。

「俺たちは血液だ。滞り無く流れろ。酸素を回せ。"脳"が正常に働くために。」

＿＿＿＿そう、

『音駒にも作らなきゃ…』

黒尾鉄朗とは、知り合いなのである。

＿＿＿＿＿＿＿

黒「うを！？今なんかきた！！研磨！今年こそバレンタインくる気がする！！」

研「はいはい。」