忘られた日 ページ9
『いらっしゃい』
ヌナの声がしてリビングに向かうと
ソファーの前に座るヌナ
その前には、沢山の箱や紙袋が
🐶『なにこれ?買い物でもしたの?』
『プレゼント頂いたの』
🐶『なんで……………あ
ヌナごめん、本当ごめん忘れてた、マジーーでやらかした…………』
『いいよ別に最近忙しかったもんね』
🐶『今からケーキ…でも日本じゃないしコンビニとかにも無いし…』
『いいって気にしなくって、あっ口紅だ』
ヌナは、気にしてない様子でプレゼントを開封している
『あ、こっちで香水だ、こっちは、ネックレスだ』
🐶『本当ーーーーーー!!ごめん!
誕生日忘れるとかマジ俺……』
『だから大丈夫だって』
🐶『いや、目の前でプレゼント開封されると
意地悪されてるというか……なんか…』
『本当大丈夫だよ、気にしないで
プレゼント開封してるのは
ほらお礼のご連絡しないとだからさ』
🐶『近いうちにちゃんとお祝いさせて』
『いいって別に、職場でお祝いしてもらったから』
🐶『何欲しい?プレゼント』
プレゼント開封してるヌナの後ろに座り
後ろからハグをする
『うーんなんだろ』
🐶『何でも言って』
『土地?マンション?ダイヤモンド?後は、ミンギュのカード?』
🐶『……頑張ります。』
『あははは、嘘嘘、何にもいらないから
あ、そうだ!ビーフシチュー食べたいミンギュが作ってくれるやつ凄く美味しいんだよね』
🐶『いくらでも作ります!!!』
ヌナがスマホの画面を俺に見せてきて
『何か言うことない?』と微笑んだ。
🐶『え、ん?画面、俺じゃないし……誰これ?』
『そうじゃなくって』
🐶『あ!!생일 축하해
『よく出来ました!ふふ』
ヌナは、俺の頭を撫でた。

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作者名:HARU HARU | 作成日時:2025年6月9日 12時