距離 ページ20
ここ1週間ヌナから
何度も連絡がきた。
返事は、しなかった
メンバーからは、どうなってるの?と
聞かれこっちが教えて欲しいくらいだと
何度も思い黙り込んだ。
ヌナは、しっかりしてるし
可愛い所もある
男がほったらかしにする訳が無い
会えない時間が多いから
余計に不安になる
フラフラと宇宙工場に入って
ソファーに寝そべる
🍚『どうした?』
🐶『ウジヒョン』
🍚『なに?』
🐶『俺どうしたらいい?( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)』
🍚『話し聞かないとどうにもならないだろ』
🐶『怖いじゃん、本当だよとか言われちゃったら』
ソファーの上に置いてあった
クッションに顔を埋める
🍚『とにかく会って話し合え』
🐶『うーーーん』
スマホを手にしてヌナへ電話をかける
🍚『極端なんだよ、行動が』
🐶『……ヌナ』
『あーー、やっと連絡がついた!
あの記事、嘘だからね
写真は、仕事でご飯行った時のやつだけど…
私の行動が軽率だった
本当ごめんなさい
振られても仕方ないと思ってる』
🐶『こっちもごめん
いつもアレだけ気をつけてるじゃん
バレないようにだから…
言い訳も聞きたくなくって
連絡しなかった』
『謝らないといけないのは
私だから
本当、なんて言ってお詫びしていいか
分からない……
嫌いになっちゃったよね?ヌナのこと』
🐶『……』
『正直に言って』
🐶『…ちょっとだけ』
『傍にいない方がいい?』
🐶『…会ってきちんと話したい
ハグもしたいし
ヌナは、俺のって言って周りたい』
『なんでそんな可愛いこと言うの?』
🐶『ん?』
『離れようと思ってたのに…』
🐶『ヌナは、俺のだから離さないし
でも、腰に手まわされるのは、可笑しくない?』
『ごめん』
🐶『今どこ?』
『仕事してるよ』
🐶『今日お家行くね』

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作者名:HARU HARU | 作成日時:2025年6月9日 12時