王子………。 ページ12
テーブルに置かれた名刺
いつもなら気にしないのに
何故か気になった。
🐶『ヌナ』
『ん?』
🐶『この名刺なに?』
ソファーに座って本を読んでたヌナが
本から少し目線を外して俺の方を見た。
『あーぁ、取引先の人』
🐶『ふーん、じゃあ名刺入れに入れなよ』
『うん』
ヌナの目線は、本へと戻る
🐶『ねーそう言えば今日撮影だったんでしょ?シュアヒョン』
『うん、凄くイメージ通りで王子………』
🐶『王子?』
へぇー王子様みたいだったんだシュアヒョン。
『ううん、イメージピッタリだったから
撮影もスムーズに進んだよ』
🐶『ヌナさ』
『なに?』
🐶『ヌナのタイプってどんな人?』
今まで一度も聞いた事ない気がする
『ん?キムミンギュ』
なにその回答、ニヤニヤしちゃうじゃん
🐶『じゃあ、背が高くってイケメンが好きってこと?』
『うん、そう多分』
🐶『もーちゃんと答えてよ』
『うーーん、長髪で男らしい人』
🐶『髪伸ばす!!』
『別にそのままんでいいよ笑』

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作者名:HARU HARU | 作成日時:2025年6月9日 12時