大切な仲間 Part10 ARS (ページ9)

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酷い頭痛ページ9

翔side

あの日から2日後。

潤の頭痛は治まりつつあった。
まだ少し痛いみたいだけど、全然我慢できるレベルなんだって。

潤「翔にぃ？
俺、なんもしちゃダメなの？」

翔「うん、ダメ。
潤はずっと俺と一緒。」

潤「えー…他のにぃが良い…」

翔「ん？潤くん？」

今週は潤になるべく負担をかけないように、洗濯物とか料理とかは他の人がやることに。

それで潤の見張り役として抜擢されたのが
"SHO SAKURAI" です。

てかさっきの結構傷つくよ？
他のにぃって…。

でも、笑ってたし本心じゃないことは分かってるから。

冗談も言えるくらい余裕が出てきたのかな。

潤「ん～、でもやっぱり翔にぃが良いな～」

翔「ふふ、急に気持ち変わったの？」

なんですか、天使ですか？
可愛いすぎるだろ…。

和「ダメだよ潤。
その人は危ないから。」

智「そうだよ潤。
その人は危ないよ。」

雅「ほら！こっちにおいで！」

もう…でたよ。
俺から潤を引き離す集団の人達。
せっかく潤と一緒に居られると思ったのに…。

潤「俺は翔にぃが良いの！」

あら、翔にぃ昇天しちゃいますけど大丈夫？
翔にぃは今最高の気分だよ。

潤「んふふ～！」

翔「んふふ！」

ちょっと右からの視線がいたいけど…
潤は俺のものだから。うん。

潤「…だ……き」

翔「ん？今なんて？」

潤「だから！
だいすき！」

思わず抱きしめちゃったよ。
こんなこと言われるなんて思ってなかったから。

あー幸せ！

End