大切な仲間 Part10 ARS (ページ17)

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言えない秘密ページ17

和也side

1週間後。

おねしょする確率はかなり減ってきたと思う。
でも、昼寝をする度に心配になるんだ。

今日は昼寝をしている最中にお尻に違和感をかんじた。

そして起き上がってみると、オムツが少し重たくなっていた。

和「…まさにぃ…」

俺は急に不安になって思わずにぃを呼んでしまった。
でもにぃは「トイレ行く？」って優しく接してくれてトイレまで付いてきてくれた。

雅「もう大丈夫？」

和「…うん…ありがと」

雅「ふふ、かわいいね～和は。
ぎゅーってさせて？」

急にそんなこと言うからびっくりしたけど、いつもお世話になってるし、たまには良いかなって。

素直にまさにぃの胸元へ飛び込むと力強く、でも優しいハグをしてくれた。

俺の経験上、おねしょはストレスとかが減っていけば少なくなるもの。

だから、なるべくにぃ達と話したり甘えさせてもらうようにした。

それからまた1週間後。

完治ではないけど、昼のおねしょは無くなった。
夜のおねしょも比較的減ったと思う。

智「よーし、今日も3人で寝るぞ～」

和「あ、あのさ…2にんとも…」

雅「ん？」

和「いつも…ありがとう…」

雅「なんだよ～改まっちゃって。
でもそういう所が可愛いんだよ和は。
ちゃんと感謝できるってことが。」

智「ほんとだよ。
和が居てくれたおかげで出来たことはたくさんある。
こちらこそありがとう^^*」

俺から言うのはちょっと勇気が必要だったけど、にぃは満面の笑みで返答してくれて本当に嬉しかった。

俺はこれからもこの人達について行こうって改めて思えたよ。

End