ぶりっ子は実は歌い手でした。【歌い手】

やはり忘れていたのですか！！ ページ5

you side

96猫……黒那が私に事情を説明してくれた。
やっぱりこの企画のこと忘れてたみたいだった……。

「ほんっとにごめんってば！！ほんとに！！」

『……あのね、別に怒っては無いんだけど……。まふまふさんがビックリしちゃうじゃん。』

「あ、いや、僕は別に……。」

「すーらぁー！許して！！」

あー、始まったー……。
黒那は小さい頃から自分が悪いことをすると「許して！」と連呼する。
まぁ、可愛いからいいんだけど。

「あの、えっと……ほんとにすーらさんと96猫さんって姉妹じゃないんですか？」

『え、なんでそう思うんですか？私たち顔も性格も違いますけど……。』

「いや、雰囲気が似てて……。」

まふまふさんはそう言うと恥ずかしかったのか俯いた。

『あ、いやごめんなさいっ。なんか変なこと言わせちゃって……。』

「えっと……いや、あの……。」

「なぁ、わし空気じゃない？」

あ、黒那のこと忘れてた

『ごめんw』

「いや、別にいいんやけど……。本題に入っていい？」

『あ、うん。』

そうそう、本題は……。

「まふまふさん、すーらとコラボしてくれませんか？」

『え、と、お願い……します。』

なんかドキドキする。
断られちゃうかな？

「あ、えっと……はい、僕もコラボしたかったから……是非してください！！」

『いいんですか！？』

「ありがとう！まふまふさん！！」

良かったー！
私はホッと安心すると、黒那に小声で話しかけた。

『ありがとね、黒那。』

「……！うん！」

黒那はニコッと笑い、ちょっと恥ずかしかったのか、顔が赤かった。


おまけ



小原A

ぶりっ子でみんなから嫌われてる。

ワガママなところもあって、お嬢様気質なところも。

本当の性格ではない。




すーら

Aが歌い手活動をしている時の姿。

目は緑で、声は透き通っていて綺麗。

最近活動し始めたが、可愛い声と容姿で人気がある。


ゆる女子メーカで作りました！
お気に召すと嬉しいです！

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