140.コーチ ページ9
Aside
A「…よしっ!」
ガシャン…
最後のドリンクを作り終わって籠に入れる…
3日目ともなれば、心と時間に余裕が出来る…
1日目は、すなりんにぶちギレちゃったけど…
あれは動画の件とか、いろいろ、心に余裕ってもんが一切無かったからなぁw
後はこれを各ベンチに持っていくだけ!
溝口「おっ!いたいた!葉山〜」
A「あっ!溝口くん!」
溝口くんの声がして、急いで後ろを振り返る…
溝口「溝口『コーチ』だっつってんだろ!!!」
振り返った瞬間、溝口くんの拳がとんでくる…
女子殴るとか…
だからモテないんだよ!!!
?「…ほんとに仲良いですねw」
溝口くんの後ろから出てきた、もう1人の男性…
確か、この人は…
A「…直井コーチ…ですよね?」
直井「おっ!正解w」
溝口「…お前、コーチの名前ぐらい覚えとけよ」
久しぶりに会った親戚のおじさんみたいによしよししてくれる直井コーチと、お父さんみたいにチクッとすることを言ってくる溝口くん…
A「…はーい」
…これが26歳と31歳の差か
A「…あっ、何か用事でしたか?」
溝口「おっ!そうだった!葉山、お前、ちと買い物行ってくれねぇか?」
A「…えっ…この炎天下の中ですか?」
溝口「おう」
今日の日差しは最高…
セミの声もうるさい、ガンガン照りの午後2時…
…小学生の理科の授業で習ったはずだ
…この時間、1番気温が高くなるって
A「…冗談ですよね」
…日焼け止めとか一切持ってきてないし
…絶対焼ける
直井「いやぁ…今日暑いしさ?…アイスでも買ってやろうって話になったんだが、生憎、今から誰もここを離れられなくてな…すまないが、誰か荷物持ちでも連れて買い物行ってきてくれないか?」
A「…行ってきます」
溝口「お前…直井の言うことにはやけに素直に聞くじゃねーか…」
…そりゃ、溝口くんとは違いますわなぁ
溝口「じゃあ、コレ」
って渡されたのは、誰かの財布と、クーラーボックス…
用意周到だな、オイ…
溝口「あっ、それと明日も猛暑らしいから明日の分も買ってきてくれ」
A「はーい」
よろしくな〜って去っていくお2人…
…ちょっと待てよ?
…クーラーボックス渡されたけど、2日分のアイスとか、だいぶ重たくないか?
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晴希(プロフ) - あずみさん» あと、この「中身へのチェック」はあまりしない方が良いと思います。私は「直せるものは直す」という感覚で受け取りますが、別の作者様はそうではない人や、下手をしたら書くことをやめてしまう方も…。できるだけ頑張りますが素人の作品ですので大目に見てくださいね。 (2021年3月3日 0時) (レス) id: bed5b309a0 (このIDを非表示/違反報告)
晴希(プロフ) - あずみさん» それは、いつ、どのサイトを見たかによって変わってくると思います。作者はプロではない素人です。出版しているとか、購入したなどのお金の媒介があるものでしたら、たしかに問題がありますが、あくまでこれは夢小説です。無料サイトですので臨機応変にお願いします。 (2021年3月3日 0時) (レス) id: bed5b309a0 (このIDを非表示/違反報告)
あずみ(プロフ) - あの、すごく細かいのですが、138話の、「世界一競技人口が多いのはバスケ」とあるのですが、多分1番多いのはバレーボールだと思いますよ? (2021年3月1日 19時) (レス) id: 5f5c9d2831 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴希 | 作成日時:2020年5月16日 13時