53.初シュート ページ5
Aside
ひたすら練習した…
毎晩7時から9時まで、いろんな学校の体育館でする練習に参加して…
それ以上に早くみんなに追いつきたかったから爺ちゃん家に毎日通って…
両親共働きだし、どうせ爺ちゃんもミニバス行くから連れてって貰うついでに2時間ほど練習してからミニバスに行ってたなぁw
懐かしいw
及川「…それ凄いね」
岩泉「バケモンすぎんだろ」
口を揃える阿吽…
やかましいわw
周りの人達もコクコク頷いてる…
…頷いてないのは牛島ぐらいか？
A「酷いなwもちろん最初はパスとかドリブルとかからで…で、試合で使えるようになったのは3ヶ月ぐらいしてから…でも4校揃えば人数いるし…なかなか大会出れなかったなぁ…」
1年生から6年生まで一緒に出る大会…
身長もない、技術もない、経験もない…
そんな1年の私が出れたのは、練習試合の休憩中に、試合に出てない子達で試合をしましょう！と言って貰えたときだけ…
その時ですら1回もシュートが決まったことはなかった…
孤爪「…じゃあ…いつ初シュートしたの？」
あっ、覚えてたらでいいけどって言葉を濁す研磨…
A「今でも覚えてるよ…初シュートは…私がバスケを始めて半年が経ったときにあった県予選の初戦…ウチのチームが圧勝してた試合…ラスト3分…メンバー総入れ替えした時に出させて貰えた」
ラスト1分半、ゴール前でのファール…
フリースローを貰えた
やっと届くようになったリング…
1本目…
大きく右にズレた…
審判にユニフォームが出てるって注意されて…
心臓の音がすっごく速くなった…
『Aっ！』
二階席にいる、爺ちゃんの声
『…いつも通り』
ひと言…
たったひと言だったけど、落ち着いた
ボールを両手で持って軽く2回バウンドさせる
しっかり三角をつくって…
ｽﾊﾟﾝｯ！
「「「ナイショッ！A！」」」
チームメイトの声が響く…
入った！！
すっごい嬉しかった
たった1点だけど、すっごい嬉しかった…
爺ちゃんも、コーチも、チームメイトも、保護者の人達も…
みんなが私の初シュートを喜んでくれた…
これがバスケの楽しさなんだって知った…
A「…人が何かにハマる瞬間ってすっごい単純な気がするんだよねw」
木兎「わかるっ！！」
腕を組んであぐらをかいて大きく頷く木兎…
A「…なんだろ…いい話してたのに、なーんか木兎のせいでいきなり軽くなっちゃったよ…」
木兎「なんだと！？」
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晴希(プロフ) - シュークリームさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2020年4月6日 17時) (
レス) id: bed5b309a0 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 続きが気になる 更新頑張ってください！ (2020年4月6日 13時) (レス) id: b864945ebd (このIDを非表示/違反報告)
晴希(プロフ) - 柚木夏紗さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていてください！ (2020年4月5日 23時) (レス) id: bed5b309a0 (このIDを非表示/違反報告)
柚木夏紗 - 展開がどうなるか楽しみ！ (2020年4月5日 20時) (レス) id: f52ada0efe (このIDを非表示/違反報告)
晴希(プロフ) - MiSoさん» コメントありがとうございます！展開はどうなる事やら…楽しみにしていてくださいw頑張ります！！ (2020年3月30日 21時) (レス) id: bed5b309a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴希
| 作成日時：2020年3月29日 16時
