14.練習試合 ページ15
Aside
試合が終わってからすぐに速攻の練習をしようとする日向君と影山君…
ほんと、体力底なしかよ…
武田「組めた！！組めたよー！！」
うわっ！！
バタバタと走ってくる武田先生
武田「練習試合っ！！相手は県のベスト4！！"青葉城西高校"！！」
菅原「"青城''！？」
月島「ゲッ」
A「どうやって組んだんでしょう…」
澤村「まさかまた土下座を…！？」
土下座！？
武田「してないしてない！土下座得意だけどしてないよ！今回は！」
澤村「せんせい…」
今回はって……
練習試合頼むだけで土下座って…
ほら…
澤村さん、ほろりってなってるじゃないですか…
武田「ただ…条件があってね…」
空気が変わる
少し気が重くなるようなそんな空気
A「条件…ですか？」
武田「うん…"影山君をセッターとしてフルで出すこと"」
！！
えっ！？
田中「な！」
確かに影山君はすごいけど…
烏野の正セッターはスガさんなのに…
田中「なんスかそれ。烏野自体に興味は無いけど、影山だけはとりあえず警戒しときたいってことでスか？なんスか、ナメてんスか、ペロペロですか」
後半意味わかんないけど、言いたいことはわかります
私だってまだスガさんと会って1週間ぐらいしか経ってないけど、この烏野バレー部の正セッターはスガさん…
3年生だし、影山君ほど上手くないかもだけど、決して下手なわけでもない
それなのに…
菅原「い…良いじゃないか。こんなチャンスそう無いだろ…」
えっ……
田中「良いんスかスガさん！烏野の正セッター、スガさんじゃないスか！」
菅原「…俺は…俺は、日向と影山のあの攻撃が4強相手にどのくらい通用するのか見てみたい」
スガさん…
悔しいと思う
それなのに…
先生が作ってくれたチャンスを無駄にしないよーにって、グッとこらえるなんて…
田中さんもなにも言えなくなった…
澤村さんに合図をするスガさん…
澤村「先生、詳細をお願いします」
・来週の火曜
・1試合だけ…
そんな試合の詳細を聞きながら、隣に並んでいる日向君と影山君の顔を見る
試合が出来ると決まって、すっごいやる気が伝わってくる…そんな顔…
その後、反対側を見ようとして、やめた
反対側はスガさん…
今、どんな思いなんだろう…
どんな思いであんな事を堂々と言えたんだろ…
影山君は、その事わかってるのかな…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴希(プロフ) - 雪苺さん» ありがとうございます！ (2020年4月22日 8時) (
レス) id: bed5b309a0 (このIDを非表示/違反報告)
雪苺(プロフ) - ツイッターでいいですか？一応ツイッターに送っておきますね！ (2020年4月22日 2時) (レス) id: 1fd4ce194e (このIDを非表示/違反報告)
雪苺(プロフ) - あの、イラストを描いたのですが、どこに送ればいいですか？ (2020年4月22日 2時) (レス) id: 1fd4ce194e (このIDを非表示/違反報告)
晴希(プロフ) - パヤさんさん» ありがとうございます！！カッコの中のコメントがすごいうれしいです！！頑張りますね！ (2018年10月24日 17時) (レス) id: 020e2cd971 (このIDを非表示/違反報告)
パヤさん - この物語……次気になってコメントやるの忘れてしまう。(面白いねん！） (2018年8月22日 22時) (レス) id: 24475a163a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：晴希
| 作成日時：2018年3月2日 21時
