朝 ページ14
_貴方side
朝、目が覚めると隣には玲於くんの寝顔が近くにあった。
ほんとに付き合ってるんだって実感した。
普段はかっこいいのに、寝顔はすっごく可愛い。
ちゃんと年下なんだなあって思う。
玲於くん、8時にお家でるって言ってたし、
もう少し寝させてあげよう。
そう思って、1人ベッドを出ようとしたら
後ろからぎゅっと抱きしめられた。
「どこ、いくの?」
『おはよう玲於くん。顔洗いに行こうかなって』
そっかって俯く玲於くん。
『どうしたの?』
「龍友くんのとこ、行っちゃうんじゃないかと思って。
昨日のことは夢で、Aいなくなるんじゃないかって...」
いつもはしっかり者なのに、こうゆうことになると甘々になるんだあって
少しだけ笑っちゃった。
「何笑ってんだよ」
『玲於くん可愛いなあって思って!
私は、玲於くんから離れたりしないよ?』
そしたら、玲於くんは布団を思いっきり被って
ねる!!!!と叫んだ。
『ふふ、もう少し寝てていいよ。』
顔をひょこっと布団から出して玲於くんがこういった。
「Aすきだよ」
って。
『不意打ちはずるいよ...』
顔が赤くなるのが自分でもわかった。
.
7:00
朝ごはんを作って、玲於くんを起こしに行く。
『玲於く〜ん、そろそろ起きないと遅刻するよ?』
ん〜って駄々をこねる彼。
かわいいなあ、なんて。
『玲於く〜ん!』
「Aが玲於って呼んでくれたら起きる」
『え!?』
じゃないと俺、起きねーよ?って悪戯に笑った。
『れ、れお、おきて...?』
そう言ったら玲於くんは顔を真っ赤にして。
やっぱずりぃわって起き上がった。
「ん、おはよ」
ってぎゅってだきしめてくれた。
『あ、あさごはん冷めちゃうよ...??』
「ん、歯磨いてから行くわ」
そう言ってテクテクと洗面所へと向かった。
き、緊張した...
椅子に座って玲於くんを待っていたら、
寝癖のついた玲於くんがでてきた。
「先食べてたよかったのに」
『玲於くんと食べたくて...』
「なにそれ、ほんと可愛いからやめて」
って朝から爆弾落としてくるの。
.
「Aのご飯めちゃくちゃうまい」
『ほんと!?』
「うん。すげーすき」
って笑う彼に見惚れている自分がいた。
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加恋(プロフ) - 大樹くん最高すぎて泣きそう (2021年1月1日 15時) (レス) id: 2e418c8a08 (このIDを非表示/違反報告)
Kas(プロフ) - ちーーさん» ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします! (2019年1月19日 20時) (レス) id: 841873fbf3 (このIDを非表示/違反報告)
Kas(プロフ) - あきさん» ありがとうございます!! (2019年1月19日 20時) (レス) id: 841873fbf3 (このIDを非表示/違反報告)
ちーー - 続きめちゃきになります!まってます! (2019年1月14日 0時) (レス) id: c05d53fa4c (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - つつ゛ききになります! (2019年1月13日 21時) (レス) id: 14702f8eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼 空 | 作成日時:2018年12月6日 23時